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あきこまち
2020年2月22日 11:49
これは我が家によく遊びに来てくれてた犬のような性格のでも猫らしい性分の半野良の猫こんちゃんの物語。大きく伸びをして人工芝に爪を立てる。ここの人工芝は爪研ぎにいい感じ♪ガラッ!窓が開いた。『こん!こんちゃん!来てたの♪』あらあら。賑やかなのが来たわ。『お母さん!こんちゃんいるよ』いつも喜んでくれる。『こんちゃん!大好き♪』よく遊んでくれるし私も好きよ♪私の右目は見えない。
2020年2月15日 12:15
お母さんはまた寝てる。いつも寝てる。寝てるお母さんは幸せそう。私はお母さんが幸せならそれでいい。お母さんが大好きだから。でも最近のお母さんは元気がない。なんだか寂しそう。どうしたのかな?また好きな人が出来たのかな?お母さんはたぶん恋愛体質なんだと思う。男の人を好きになるとその人しか見えなくなるのだと。私は邪魔をしたくない。お母さんが幸せにならないのなら私が邪魔なら私はい
2020年2月15日 07:12
俺はいつからここにいるんだろう?なにもないこの場所に。君が望んだから俺は生まれた。君の中に俺はいる。俺は君だ。君はいつも何処かへ行ってしまう。悲しそうな寂しそうな顔をして。俺はいつもどうしたらいいのかわからなくて。俺になにが出来るのか?君をどうしたら楽しませられるのか?ずっと考えていた。君は知らないだろう。だって俺にこんな風に考えることが出来るなんて思ってもいないだ
2020年2月14日 15:11
いつも通るこの道に小さな花が咲いていた。あぁ、春だなぁと思った。頬にあたる風もやわらかくてほんのりといい香りがして……。ふと立ち止まり深呼吸してみた。胸一杯に春の空気を吸い込んで……(僕は目をつむっていた)『ねぇ!』ん?驚いて振り向くとそこに髪の毛がボサボサの女の子がいた。『なにしてるの?』「なにって……。深呼吸だけど?」『ふぅ~ん?しんこきゅう?』「そう。吸って~
2020年2月14日 05:23
私は自分の住む世界を自分の思い通りにしたかった。それはただの我儘。わかってる。そんなことは出来るハズない。だから私は夢の中に私の世界を作り出す。そこでなら私の望みはなんでも叶う。いつもいつも朝が来るのが嫌いだった。朝になれば夢の世界から其処へ帰らなくちゃならないから。私の居場所は其処じゃないのに。どうして朝が来るんだろう?其処はいらない。こんな現実、消えてなくなればいいのに。