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紡。(消せない昔のアーカイブ。)

紡。私がとても好きな言葉。
自分の選んでコトバを紡ぎ、周囲との関係を紡ぎ、人生を紡いでいきたい。
そんな私が、最近よく考えること。


「私は新しい人に出会う度に、新しい自分に出会える」

両親にとっての、「娘」である私。

友達にとっての、「友達」である私。

そういった肩書のつく

大切な人との関係はもちろんやけど、


先にどうぞ、と

よく滑り台で順番を譲ってくれた女の子。

急に思い立って行ったレイトショーで

1人映画っていいですよね、と照れ笑いしあった隣の女性。

初めていったこじんまりした飲み屋さんで、

常連さんなのかメニューを詳しく紹介してくれたほろ酔いのおばちゃん。

旅行中に迷い込んだ商店街で

これ持っていきな、と柿をたくさん持たせてくれたおばあちゃん。


わたしの名前を、

その漢字に込められた意味を私がどれだけ大好きかを、

知らない人の人生の一部になりたい。

そういえばあんな人いたなぁ、と

微笑みながら誰かに思い出してもらえるような幸せを積み重ねたい。


横丁のワインバーであったおばちゃん

(お姉さんって言ってよって怒らないでね、笑)。

長野の商店街のカフェで出会ったおばあちゃん。

わたしはあなたの名前を知らないけど、

思い出すたびに微笑んでしまいます。

そのことが、私の人生をゆたかにしてくれます。


ありがとう。


大切な人の「大切な人」として人生を歩む私も、

あの時のあの人、として誰かの思い出のなかに生きる私も、

全部、私。


自分の思う自分も、

あの人から見た自分も、

全部、自分。


短い人生、たくさんの人に出会えること、

たくさんの人の想いに触れることは

私の人生ををゆたかにしてくれる。

人生の最後の1ページをめくった後も、

その本を読み返してくれる人がいることは

私という存在をゆたかにしてくれる。


階段を上る足音に気づくと

なぜか毎回順番を譲って

いつまでたっても滑り台から降りてこなかった

幼いころの私。

あなたは今、

あの男の子を、あの女の子のお母さんを、

微笑ませてるかな?


私は今、あなたを思い出しながらにやにやが止まりません。


あなたは今、私の人生をゆたかにしてくれているよ。

ありがとう。


私は今、

あなたという存在を、そして私という存在を、

ゆたかにできているよ。

大丈夫。


、、、あ。これからの私!!


よろしくね。















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