いままでの人生part19

指導校での大会が終わり、自分の中では帰国に気持ちは向かっていった。

赴任前だが、二本松訓練での派遣国での目標として「コーチングクリニック開催」という目標があった。自分の中では、赴任国の大人である指導者が一番知識を得た上で指導した方がいいと思ったからだ。

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実は赴任した1年目に実施できそうだった。中学校でアポをとり、他の学校の先生達を集められるように打ち合わせ実施した。学校にいるスポーツ担当とミーティングをして、2週間ほど前から準備をしていた。


しかし、前日にWhatsApp(アプリ日本でいうLINE)

「Students have examination tomorrow, we have to postphone coaching course.」(生徒達は明日テストがある。コーチングクリニックを延期しなければならない。)
ときた。

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普通に打ち合わせの段階からテストがあることを言ってくれればよかったのにと思ったが、自分が「毎日大丈夫か?」などこまめの連絡をしておけばよかったと思う。仕事をしていく上でこまめの確認は日本と違いした方がいいと思った。そんなことで、コーチングクリニックは開催できずに月日は流れた。

月日は流れ、帰国間際。指導校での大会が終了しコーチの新たな学校が決まり、帰国報告会に向けて最終段階であったときに、コーチより「学校の教員を集めてコーチングクリニックを開いてくれないか」と打診があった。
条件としては

①学校の先生に向けて(ビギナー)
②修了書を作成してほしい
③どれくらいできる?
であった。

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①については、クラブチームで一緒に活動していた人に一度見てもらった。
②ネットより検索して代用した。
③座学と実技を含めて1日。(2日間の午前中)

 当日だが、なんとプールの横に隠れていた部屋で座学を実施することになった。1日目は開始時刻にはもちろん始まることなく、遅れて開始した。座学なのでもう少し質問形式で行えたらよかったと思った。

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 2日目は、学校のコートを借りて、FIVBのコーチングクニニックで得た初心者向けのバレーボール指導について実技実践をした。パスやスパイクなどの基本技術を実施したのち、2VS2や3VS3などの少人数での練習を実施した。

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 最後は、修了書を配って無事終わり!

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