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【山羊日記#29】柔軟に考える季節、10月

もともと10月だからなのだ。

何が?

はい。
天候に左右されることで神経を摩耗してしまうのは…10月だからなのだ。

だって台風シーズンなのだから。

振り返れば台風○○号の数字は二十数番まであるもの。珍しくないし。

スポーツの秋って、台風シーズンが過ぎた11月ちょっと前くらいからなのかな。そしたらもうすぐ冬じゃん。んん…。秋短っ。

でも、運動会は僕の子供の頃は10月前後だった気がする。
秋の大運動会!
かなり賭けに出ていたなと思う。

今は5月とか梅雨前に運動会する学校が増えているそうな。その方がいいよ。ちょっと暑いけど。

話を戻して…
秋晴れ!みたいな空のもと、赤勝て白勝てとエールを送っていた記憶は…
あまりない。
やはりない。
よくて雲多め。大概曇天。
小雨が途中から降ってきても押し切っていた。
ザーザー降りになればさすがに校舎へ椅子を運んで避難した。
地域柄もあるのか、日本どこでもそうなのか。
とにかく当時小学生だった僕らは雨天中止を何度も味わいその度お弁当を教室で食べたものだ。
教室中に漂う各家庭の料理のにおい。
ウィンナーやハンバーグが絡み合いムッとした匂いが湿った教室に充満していたっけか。

「校長が雨男なんだよ」
(当時はまだ校長は男ばかりだった)

そんないちゃもんをつけられ冤罪を被っていた校長に、今なら申し訳なかったと謝罪できる。
校長…ごめんなさい。

誰が晴れ男だろうが晴れ女だろうが雨女、雨男だろうがこればっかりは誰のせいでもないのだろう。
だってそんな不安定な季節が10月なんだから。

今、頭の中で9月と10月が綱引きしてる。
なんでだろう?

夏と秋をはっきりさせようとしてるの?わからん…


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