学校と塾、予備校両立の不必要性
ある場所に集まって教育を受けることは必要だ。そこに関しては否定しない。
しかし思うのは、学校と塾、予備校の関係だ。
学校があるのに塾や予備校は必要か。いや逆に塾や予備校があるのに学校が必要かと思う。
教育に関しては不思議なことがあって仕方がない。
難関大に入って教育の道に行くと大概は塾講師になる。
お金の羽振りが良いからだろう。
一方そこそこの大学を出た人は教育免許を取って教員になる。
偶に旧帝大出て学校教員になる人もいるが……。
しかし思うのは高校まではほぼ義務的に学校に行く。
そして学校で勉強する。
なら塾、予備校は必要ないのではないか。
ここで多くの反論が来るだろう。
塾、予備校は必要だと。日本において塾に行くのは当たり前だからだ。
難関大に行くには塾、予備校はかなり重要ポジションだ。
なぜなら自分の行った大学以上のことを教えるのはなかなか難しいからだ。
では逆に学校は必要ないのではないか。
いや、集団で勉強を教えないと日本人の一定の学力が低下する恐れがある。
なら一体どうしたら良いだろうか。
ただ、学校と塾との両立は時間的にも金銭的にも勿体ないのは事実だ。
旧制中学時代は旧帝大や旧師範学校出身の人達が先生になっていたそうだ。
だから難関大出身の人達が塾、予備校ではなく学校教員になれば学校の水準は飛躍的に上がると思う。
しかしわざわざ学校教員になる頑張って入った難関大出身の人達が給料の安いところには行かないだろう。
だから高みを目指すなら高校ではなく塾や予備校だけに通い、現状維持や友達作りが重きなら学校に行くのはどうだろうかと思う。
そういう教育に国が転換してほしいものだ。(文科省が公教育に関与しているから難しいだろうが……)
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