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30歳で、スペイン留学を決めた理由


ついにスペイン留学ビザを提出してきました。

なんで今、留学することにしたのか
初心を忘れぬためにもnoteしときます。

人生の中で一番後悔している事は、学生の時に留学に行かなかった事です。当時、そこまで留学が行きやすいものでもありませんでしたが、なんとなく海外で生活することに漠然とした憧れを抱いていました。

当時は、1日の半分を踊って生活をしていたので自分の頭の中にあったのは「ダンス留学」でした。ニューヨークで本場のハウスダンスを見てみたい、習ってみたい。そんな気持ちでしたが、あっさり親に反対されてたのと、当時は日本でも出たいコンテストやバトルのシーズン中だったこともあり、留学は諦めました。

諦められたのは、母親の「留学なんか大人になってもいけるんやで」という言葉があったからです。そうか、行きたいときに行っていいのかと思えたら、目の前のことを頑張ることに自然と意識が向きました。

結局海外への強い憧れから、仕事を選び、さまざまな国の人々に触れてとても充実した社会人ライフを送っていましたが、やっぱりどこか満足できませんでした。

会社に入って3年目、なにか足りない感覚を持ちながらも仕事に一生懸命取り組む中で自分の中で目標になったのは「海外駐在」でした。
仕事を続けて海外で生活できるなら、願ったり叶ったりやん!
と思い、一生懸命駐在に必要な条件をそろえる為、ひたすらに仕事と向き合いました。あと2年頑張れば、必要な条件がそろうというタイミングでやってきたのが、

世界的パンデミックでした。

駐在なんて夢のまた夢に。
転職するにも海外求人なんてあるわけないし。

なんて他力本願な目標で努力だったんだろうと、とても反省しました。

もっと早く行く方法を考えていれば、もっと早く転職も視野にいれていれば。自分の力でいく方法がたくさんあったはずなのに。何もかもが後手後手な自分に嫌気がさし、目標を見失った途端に無気力状態。全てが嫌で、もう何もしたくなくなりました。

なんにもやる気がおきないまま数日が経ち、ベットの上で昔の旅行写真を見ているときに、ふと「留学ならいけるかも」と思い立ち、そこから自分が行きたい国をひたすらに調べました。

もちろん、各国どこもVISAの発給停止中。

そんな中、スペインに住んでいる友人から、スペインがVISAの発給が再開されたという連絡が。これは自分にとって最後のチャンスだと思いました。

スペイン語は2019年から独学で始めていて、
スペインは私が大好きすぎて、一人で行った国。
老後住むなら、スペイン移住したい。

そう思っていたので、迷う事なくすぐに準備をはじめました。

旦那を説得し、仕事も3月いっぱいまでで調整して、
家を捨てたのもそうですが、すべてはスペインに行く為。

とはいえVISAの手続きはやっぱり面倒で手間も多かったのですが、(なんせスペイン留学がマイナーだからあまり情報がなかった)それでもパッションだけでなんとかVISAの申請まで無事に終えることができました。

申請についてはまた今度お話しするとして、とにかく無事にここまで行動できたことが、本当によかった。なんだかんだ約10年間、言い訳をしつづけて自分のやりたいことに蓋をして生きてきたからこそ、まずはここまでできた事にひとつの達成感を感じています。

いよいよ今週末、大使館にパスポートを受け取りに行きます。

実際ちゃんと発給してもらえているのかは、行ってみないとわからないのですが、私と同じように、周りや環境を言い訳にしている同士の背中が少しでも押せていたら嬉しいです。


最後に、
自分の決断を理解してくれた母と旦那に心から感謝しています。


🌿これからも精進いたします🌿