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大人になるための試練

⇒お悩み

※長文です。
やたらと喋りかけてくるA、クラスの陽キャ女子を牛耳ってるBが居るんですけど…
私は1人が好きであまり積極的に話しかけに行くことはしません。
だからだいたい目の前にいるAが喋りかけて来ます。
それは別に良いのですが、Aが話す内容はだいたいクラスメイトBとその取り巻きの愚痴。
私はそういうめんどくさいことに関わりたくないので適当に受け流しています。
しかし、何を思ったのかAはBの取り巻きで比較的大人しめの子にもBの愚痴を言い出しました。
案の定その愚痴はBの耳にも届き、Bは名前こそ出しませんが明らかにAの悪口を取り巻きと話しては笑っています。
Bはそれを気にする様子もなく「ほらね、やっぱり性格悪いじゃん」と言って来ます。
でも、私はAの行動に問題があると思います。
私は愚痴を言うことは悪いとも思わないし、人の嫌なところの一つや二つあるとは思いますが、それをなぜBと関わりのある人間に言ったのか分かりません。
おかげでクラスの雰囲気は最悪、容姿や性格でもBの方が優れているためかAは完全に孤立。
Aは私にしか喋りかけてこず、私は最近関わりの全くなかったBにAの愚痴を聞かされる始末。
出席番号の近さから2人に挟まれた状態で受ける家庭科の授業は最悪です…
教師陣は教室の空気に気づいてはいるけど若干引きつった笑みを見せながらスルーしてます。
このせいで何故か悪口を言われている訳でもない私が学校に行きたくなくなるほど嫌です。
私一人でどうすることも出来ないし、クラスメイトとはあまり喋ったことがないので協力は期待出来そうもない…
残り半年この空気と思うと地獄です
(けろろん)

⇒お答え

人間が三人集まれば政治がはじまります。
政治がはじまれば派閥が生まれ、意見が対立します。

学校のクラスは社会の縮図です。
社会に出ると、人間関係はなおいっそう複雑怪奇な様相を呈し、抜き差しならぬものになってきます。
自分の親ほども年の離れた人間の愚痴を聞かされたり、叱責されたりするのです。
「私はそういうめんどくさいことに関わりたくないので適当に受け流しています」という態度ではいられなくなります。本当です。

けろろんさん。
いまは修行のときです。
大人になるための試練だと割り切って、踏ん張ってみましょう。

大人になるための試練。
繰り返すと馬鹿らしい言葉です。ですが、馬鹿らしい言葉は馬鹿らしいなりに、人を和ませる効用があります。

真剣に思い詰めず、自分の置かれた状況を客観視して、
「ああ、馬鹿らしい」
と念じていれば、ダメージ半減、そう苦でもなくなります。
心頭滅却すれば、というやつです。

「残り半年この空気と思うと地獄」とのことですが、これも考えようです。
コップに水が半分入っているのを見て、「まだ半分もある」と思う人もいれば、「もう半分しかない」と思う人もいます。
で、何が言いたいのか。
聡明なけろろんさんならおわかりですね。

ご健闘をお祈りします。
(毒鼓)


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