スポットライトがあたる瞬間

カメラを構えていると、同じお花たちでもひとつだけ浮かび上がっている見える時がある。

花びらの形がキレイだったり、その子だけ色鮮やかだったり。そのひとつに吸い寄せられてそこにピントを合わせたくなる。

たまたま日差しが当たってひときわ明るく見えることもあるだろう。風が吹いて他の花びらが散りかけていることもあるかもしれない。

いろんな偶然やタイミングも相まって人の目に留まったとも考えられる

おそらく、そのひとつにいつもスポットライトがあたっているわけじゃない。
少しタイミングが違えばきっとそのお花が目に留まることはないのだろう。
だから次はないと思い、素直にシャッターを切ることにしている。

最近よくこのスポットライト現象が起こる。多分そこが撮るべきところなのだろう。

これが正解かはわからないけれど、しばらくは素直に信じてみることにする。