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仕事ができる人を見つけて真似る

会社に入るとレベルアップを目指して、目の前の小さな仕事を積み重ねてゆくことになります。経験値を積んでゆくことで、アビリティが増えてゆきます。入社した初めは分からないことが多いですが、段々、パフォーマンスが良い人が誰かというのが見えてきます。

昭和モーレツ社員

私が驚いた方がいます。いわゆる昔のモーレツサラリーマンのような方です。研究者としても著名な実績を残し、さらに本社で統括する立場で、役員からもとても重宝されておりました。仕事のスタイルは、まさに企業戦士、寝る時間は3時間、ショートスリーパーのようです。土日も働いてます。夜中にもメールが来て、頭の回転がものすごく早かったです。1人で何人役をやるので、研究、事業、知財あらゆる分野に精通していました。強い上昇思考とどんなことにも興味を持って集中して全力で取り組む姿勢は、見ていて勉強になりました。

自分の上のレイヤーの方の思考プロセスを学ぶ

とはいえ、ショートスリーパーでもなければ、海外で実績を出したこともないので、真似はできません。自分が参考にしたのは、物事を判断に至るまでの思考プロセス、研究のディスカッションでの考察でした。特に、自分より上のレイヤーの承認者が持っているであろう視点を仮想的に作り出して判断してました。その方も、同じように、承認者をよく観察、思考プロセスを学んでいたのだと思います。 

根拠と正しい論理展開で説得できる

初めの頃、その方の前での報告会は、常に冷や汗を流してました。しばらくすると、前記の観点で、資料を作るとやがて理解してもらうようになりました。つまり、根拠と正しい論理展開があって説得力が高まる、言い換えると、根拠と正しい論理展開がないと判断してはならないと感じました。

いわゆるクリティカルシンキングと呼ばれます。論理展開には、演繹法と帰納法及びその組み合わせです。この辺りは大学生の頃から慣れていれば損はないかなと思います。



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