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なぜ?宣伝会議賞に参戦し続ける理由

こんにちは。
SKAT発売したけど、5/25までnote毎日更新します。秋です。

今回は、なぜ僕が宣伝会議賞に挑戦し続けるのかについて考えてみました。

■日本最大級の公募広告賞

まず改めて宣伝会議賞について。

これは、株式会社宣伝会議が主催している日本最大級の広告コピー賞で、1962年に初開催されてから、既に50回以上開催されている歴史あるコンテストです。

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現在のグランプリ賞金は100万円。昨年の応募総数は62万4670点にも及びました。
主要賞と呼ばれるシルバーを受賞できるのは約9万分の1の確率。
そしてなんと、一次審査でさえ、通過できるのは約1.04%という超狭き門です。僕は確か2012年からこの公募に挑戦しています。


■賞金も称号もいらない

初参加の2012年に数百本出して一次通過は6本。(応募数不明)
それ以降かなりの情熱を注いてきたつもりです。応募期間の約2か月は、可能な時間の全てを宣伝会議賞に費やしました。2018年は宣伝会議賞のために丸坊主にしたこともありました。

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なぜ宣伝会議賞に参加し続けるのか。そして、どうしてここまでして受賞を狙うのか。

結論を言うと、
僕の人生の目的が「答えを見つけること」で、その要因の一つが宣伝会議賞だと思ったからです。

答えを見つけるとは、真実を知ること。

僕は努力で未来を変えることができると信じています。でも残念だけど、努力だけではどうにもならないことが世の中に沢山あるもの事実。

その中でコピーライティングって、もし才能や運がなくても、努力を貫けば結果を残せる可能性を秘めてるんじゃないかって思ってるんです。

そしてそれを秋という人間が実現できるのか。この答えを知りたいんです。


答えを知りたい(生きる目的の一つ)

努力で未来は変わる(願望)

でも努力だけじゃ変わらないこともある(事実)

コピーは努力だけでどうにかなる
可能性があるのでは(疑問)

コピーライティングで
日本一大きなコンテストが宣伝会議賞


だから宣伝会議賞に挑戦している。こういうロジックです。

受賞するのが最高の結果ですが、もし受賞ができなくても、もうこれ以上は無理だと思うまで努力を続け、その結果だめだったらそれでもいいです。受賞できないという答えがちゃんと出たらそれでOK。
そしたら挑戦はスパっと諦めます。その分の熱量を違うことに注力する。僕には「自分のアイデアで世の中を変える」という、壮大な人生のテーマがあるから。

なので僕にとって宣伝会議賞は、自分と向き合う究極の作業のようなイメージなんです。

誰がどんな賞を取るとかはあんま関係ないです。関係ないというのは、興味がないってことじゃなくて、そこに悔しさや嫉妬心が生まれないということ。
むしろ目標に向けて頑張ってる人はみんな評価されてほしい。頑張っている皆さんと一緒に受賞することが僕の夢です。


■明日死ぬかもしれない

結構ガチで、「今日が人生最後の日かもしれない」ということを毎日意識しています。

死ぬことに対して、恐怖はない。
怖いのは、自分が知りたかったことがわからないまま人生を終えてしまうこと。

だから、次はもうチャンスがないかもしれないと、全てのことに良い意味で危機感を持っています。

ただ、焦燥感がある中ではいいアイデアは生まれないので、今年からは余裕を持ちながら生きることにします笑
こちらの~余裕をつくる編~でも整理したので、たぶんもう大丈夫。

僕のことを見て、「たかが公募の一つに何そんな人生懸けてんのw」と思う人もいると思います。
確かにその通りで、それは違うと否定する気は全然ありません。

でも、「今までの人生で一番頑張ったことは何ですか?」と聞かれたら、僕は胸を張って「宣伝会議賞です」と答えることができる。

そして、僕に限らず、健康な人も病気の人も、明日生きている可能性が100%あるとは誰も言い切れないんです。


■お相撲さんになりたい理由を考える

努力という行為が好きです。
でも残念ながら、この世には努力だけじゃどうにもならない事実が沢山ある。

だから僕は、
「その人のポテンシャル」と
「努力の効率」と
「努力の量」
というものを常に考えています。

ここに、ポテンシャルの低い人間が、どうやったら掲げている目的を達成できるのかのカギがあると思うんです。

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例えば僕が今からお相撲さんになりたいと死ぬほど努力をしても、お相撲さんにはなれません。

ここで、

いや!お相撲さんになれるまで絶対諦めない!

になってしまうと人生が終わります。
大事なのは、

なぜお相撲さんになりたいのか

をもっかい冷静に考えてみることだと思うんです。


もう一度考えてみた結果、それは単純に相撲が好きだからという理由かもしれない。もしそうだったら選手になるだけが全てじゃない。相撲の大会関係者とか、相撲協会で働くとか、相撲に携わる仕事はいくらでもあるわけです。諦めた方はいいことはガッツリ諦めた方がその人の幸せになる。

こういうことを言うと、「そんなことない」と諦めないことの美学を押してくる人もいると思うんだけど、それは危険な気がする。

僕が思うのは、正しい方向に、適切な量の努力をして成功しましょうってこと。別にお相撲さんに限らず、プロスポーツ選手でも、ミュージシャンでもアイドルでも、人の何十倍も努力をしてるのに成功できない人なんて山のようにいるわけなんですよ。

でも、そういう現実がある中で、
コピーライティングって、

コピーは経験の全てが武器になる

という所に、努力が才能に勝てる可能性を感じるているんです。

僕はお相撲さんにはなれない。でも、日本最大級の広告賞で受賞することはできるかもしれない。この答えを探しています。


■最後に

嬉しいことに宣伝会議賞に参加し始めてから、コピーや広告の仲間が沢山できました。本当にありがたいことです。

「秋さんはどうしてそんなに宣伝会議賞に注力してるの?」って聞かれたこと何回かあるんですが、おおまかにはこんな感じです。

宣伝会議賞は近いうちに参加しなくなると思います。願望も含めて。でも宣伝会議賞を通して出会った皆さんとは、それ以降も繋がれたら嬉しいです。

たまに集まってお酒を飲んだり、コピーの話をしたり、僕に大人の青春を与えてくれました。
いつか宣伝会議賞に参加する理由が、「答えを知るため」じゃなくて「単純に楽しむため」になったらいいな。

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ちなみに、僕は相撲がめっちゃ好きなわけじゃないし、知識も全然ありません。自分とは一番遠い職業が力士だと思ったからお相撲さんを押しました。(相撲だけに)

今回の記事は以上です。
次回は、「僕は受賞することができるのか」を投稿したいと思います。


第57回宣伝会議賞 全35課題まとめ記事は↓から
https://note.com/aki_____haru/m/ma1eaa82e42a3

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