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「専業主婦になりたい」という考えは時代遅れなんかじゃないよ

昨日の朝日新聞『声』欄の投稿に
気になるものがあった。

高校生の女性の投稿だ。

彼女は友人から
「結婚したら専業主婦になりたいんだけど
もう時代に合ってないのかな」と
言われたとのこと。

多様性が叫ばれるようになり
女性が働いて自立することも
そういう生き方のひとつになっているが
それと同時に、専業主婦ってものを
時代遅れのように扱う声もある、と。

今や、妻に専業主婦になってほしい
との願いや専業主婦になりたいという思いは
批判の対象にもなっている。

これを、多様性と呼ぶべきだろうか。

そう訴えている。


この高校生の女性の言う通りだろう。

なかなか男性が妻に専業主婦になってほしい
というのは「稼ぎ」の面から言いにくい。
男性だけの「稼ぎ」で一家を支えられるほど
立派な所得のある男性は少ないだろう。
(もちろんオレもそう)

だから、この女性の友人の夢を壊すようで
申し訳ないと思うが、結婚して完全に
家庭に入るってのは厳しいのではないか。

子どもでも産まれたら、後々は
パートにでも出なきゃならなくなる
って可能性もあるだろう。

十分な所得がある男性と結婚すれば
夢の専業主婦も可能だろうけど
なかなか、そういう人は少ないし。

ただ、専業主婦になりたいっていう考えは
決して時代遅れなんかじゃないし
多様性という観点からすれば
そういう生き方も全然あり、だと思うよ。

オレが、この女性とその友人に言いたいのは
そんなこと気にしなくていいんだよ
ということだ。

周りを気にしながら、あるいは比べながら
生きていかなきゃならない
今の世の中に問題があるとオレは思う。

『多様性』っていうのは
要は、色んな考えがあっていいということ。

その考えは批判されるべきではない
そうオレは考える。

だから、この女性の友人には
その考えは間違いでもなければ
時代遅れなんかでもない、と言いたいね。

自分なりの、自分が思い描く幸せってのを
掴んでほしいなって。

批判してる人間がおかしいんだよ。
あなたは何もおかしくない。

だってさ、『多様性』の時代なんだから。


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