見出し画像

条例や法で縛るのは、得策じゃない(埼玉県虐待禁止条例案撤回で思うこと!)

埼玉県虐待禁止条例改正案は
多くの批判を呼び撤回されたが
まあ、当然だと思う。

この改正案は海外を参考にしたとの事。
自民県議団の団長は偉そうに
上から目線な言葉を発していたようだが
周りが見えていないと言わざるを得ない。

何でもかんでも法や条例、ルールで
縛り付けるやり方は違うと思うし
そうしか出来ないなら無能なんだろう。

数日前の朝日新聞に、子どもたちが
放課後どこで過ごせばいいのか
というような記事が出ていた。

記事によると、小学生が平日に外で遊ぶ日数が
グラフ化されていたが
0日が78%と最も多い。毎日(5日)に至っては
3%という、最も少ない数字だった。

学童保育は数が足りず
習い事や塾に通わせるには金がかかる。
さらに、公園は禁止事項だらけ。

まずは、こうした状態を改善していくことが
政治的な役割なんじゃなかろうか。

子どもや親、市民、県民を縛り付ける
条例なんかを真剣に議論してるなんて
聞いて呆れてしまう。

オレの住んでる近くの公園には
たまに子どもたちがボール遊びしたり
元気にはしゃいでいる姿が見られるが
ボール遊びを禁止したり遊具の使用も
禁止してる公園もあるみたいだ。

子どもの声がうるさいという
わけのわからない苦情さえあるというから
どうかしてるとオレは思う。

個人的には、公園なんかは子どもの遊び場
だと思ってるし子ども主体であるべき。

無理解な大人が増えてる。

子どもは、迷惑かけてナンボよ。
元気でうるさくて当たり前。

みんな子どもだったはずなのに。

まずは、学童保育などの施設を増やすとか
公園を自由に開放するとか
やることは条例以外にいっぱいある。

ルール、条例、法、そんなものを作らず
仕組みで解決する方法が得策。
そうするのが、議員とか識者の役割だろ?

そして、子どもは外でこそ色んな事を学び
いいも悪いも経験したりして
育っていくものなんだよ。

閉じ込めるのが大人の役割じゃない。

それを、大人全員が理解すべし。
それが、いい国を作ることになるのだから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?