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パワハラ・いじめ否定(宝塚歌劇団)

宝塚歌劇団の一連の問題で
調査報告書が発表されたが
何ともお粗末な内容だったと思うね。

ヘアアイロンを押し付けられた
「ウソつきやろう」と言われたなどの
週刊誌で報じられたような
パワハラやいじめに関しては否定した。

本当かね?

理事長辞任で幕引きをはかろうとする姿勢は
この国の変わらない体質を物語る。

今の時代には合わない徹底的な上下関係。

まるで、昔の男子運動部のような
先輩の言うことは絶対!

みたいな、お粗末な風潮が
こういう事態を引き起こしたことは
容易に想像できるだろう。

ようは、閉鎖された組織、空間のなかで
みんなが洗脳されちゃってるんですよ。

オレはそういうのを「風景化」って呼んでいるが
おかしいものもおかしいと思わなくなる現象。

外部から来た人間が見れば一瞬で
おかしいと思えるようなことも多々ある。

何もこれは宝塚歌劇団だけのことじゃなく
会社とか職場なんかでもそうなんだよね。

だから、たまには外からの人間を入れて
修正していかないといけない。

華やかで人々を惹き付け
たくさんのファンがいる宝塚歌劇団で
実はこんな陰湿なことがあったなんて
ハッキリ言って笑えない。

まあ、この問題も氷山の一角なんだろう。

まだまだ浮き彫りになってない組織の
闇の部分ってのは数多隠されているはず。

上下関係なんてものは
オレから言わせればくだらない。

中学生になって部活に入り
先輩は怖かったし絶対だと思って過ごしたけど
当時オレは、それに違和感があったよ。

だから、自分が先輩って立場になった時は
後輩にはオレには気を遣わないでいい。
敬語も使わなくていいって伝えた。

全体をそういうふうに変える力は
残念ながらオレにはなかったけど(笑)

緊張感ある部活動の時間のなかで
一人でも緩い拠り所があれば
後輩たちも少しは楽だったんじゃないかと
今でもオレは思ってる。

話がだいぶ脱線してしまってすいません。

パワハラやいじめが事実か否かはわからないが
もし、隠蔽してるようなことがあれば
それは決して許されない。

もう、全てを明らかにするべきだ。

火のない所に煙は立たぬ、ですよ。

理事長辞任なんかで、幕引きをはかるようでは
この組織も何も変わらないだろう。

いや、変われない。


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