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私の新刊の表紙が決まりました!

先日、このnotoでも触れさせていただいた私の新刊の表紙デザインが決まりました。

タイトルは『男はスカートをはいてはいけないのか? ―キャリコン視点のジェンダー論―』、表紙は以下のデザインになります。

一年近くに渡って、同じキャリコンの神田くみさんと、構想、企画、執筆、修正、入稿と頑張ってきましたが、ようやく形が見えてきました。

この表紙についても、出版社のデザイナーさんからいろいろと提案をいただきながら、神田さんとその都度相談してかなり時間をかけて完成しましたが、インパクトのあるタイトルに合っているのではないかと思います。

『男はスカートをはいてはいけないのか?』 表紙デザイン


『男はスカートをはいてはいけないのか?』というと、ちょっと物議を醸しそうなタイトルかもしれませんが、内容はきわめて真面目にキャリコンの視点から、ジェンダーを取り巻くテーマについて、2人のそれぞれの得意分野から論じています。

目次・構成は、以下の通りです。さらっとご覧いただいて、興味を持っていただけたら嬉しいです。

第1章 はじめに
1-1 私が「もう一人の私」に気が付いた時   
1-2 そもそも「ジェンダー」とは?   
1-3 そもそも「キャリア」とは?
-「キャリア」とは生き方そのもの- 
 
第2章 性をめぐる多様性 性自認・性表現・性指向  
2-1 LGBTからSOGIへ    
2-2 身体的性について考える〈DSDの存在〉    

第3章 「ジェンダー」をめぐる歴史と文化   
3-1 なぜ男性はスーツを着なければならないのか?   
3-2 なぜ女性はメイクしなくてはならないのか?   
3-3 女性の容姿とビジネス上の評価の関係   
3-4 美人はNGでイケメンはOKの不思議   
3-5 成人式の振り袖と卒業式の袴姿   
3-6 制服、校則の今とジェンダーフリー   
3-7 男性をめぐるファッションやメイクの新潮流   
3-8 ジェンダーニュートラルの潮流   

第4章 「ジェンダー」をめぐる法律と制度   
4-1 LGBTをめぐる法律と制度の今後   
4-2 男女雇用機会均等、女性活躍推進とジェンダー      
4-3 就活とジェンダー差別   
4-4 成人年齢引き下げと性別取扱いの変更   
4-5 「本人確認」とジェンダー表現の自由   
4-6 ドレスコードとジェンダー      
4-7 「女装」をめぐる法律と現代社会    

第5章  キャリアコンサルタント視点のジェンダー論  
5-1 キャリアコンサルタントとは?   
5-2 ジェンダーとキャリア:ワークライフバランス憲章   
5-3 キャリアにおける自己効力感と自己理解   
5-4 ジェンダーとライフキャリア   
5-5 幸福度について   
5-6 自己肯定感とキャリア   
5-7 職業選択のプロセスに影響を与える4つの要因   
5-8 プロティアンキャリアと
アイデンティティ/アダプタビリティ   
5-9 ありのままを活かす働き方/生き方に向かって:
キャリアコンサルタントとジェンダー   

あとがき   
用語集      
参考資料    
脚注(リファレンス)   

『男はスカートはいてはいけないのか?』 目次


出版の流れというのは内容が確定して印刷に入ると意外と早くて、発売予定は4月23日となります。約1か月後になりますので、私自身も今からワクワクしています。

noteで書かせていただいているテーマからもいくつかトピックを盛り込んでいますので、ふだん私が書かせていただいている内容やテイストに興味のある方はぜひ手に取っていただければと思います。

一方的に本を書いてお読みいただくということではなく、書籍という媒体を通じて今まで以上にいろいろな方々と出会い、情報交換や意見交換を通じて、ご縁を深めることができましたら嬉しいです。

noteを書いていらっしゃる方の中には、きっと出版に興味があったり、将来本を書きたいという人もいると思いますので、ここから具体的な出版までの1か月についてもこれから発信していきたいと思います。

私のような何の才能も人脈もないごくふつうの人間が、商業出版するまでの流れについて書くことで、もしかしたらどなたかの参考にしていただくことができれば嬉しいです。

引き続き、よろしくお願いいたします。

橘 亜季


学生時代に初めて時事についてコラムを書き、現在のジェンダー、男らしさ・女らしさ、ファッションなどのテーマについて、キャリア、法律、社会、文化、歴史などの視点から、週一ペースで気軽に執筆しています。キャリコンやライターとしても活動中。よろしければサポートをお願いします。