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【コラム】私がアジング(ジグ単)でエステルラインにこだわる理由

どうも、ぐっちあっきーです。
今回は、私がアジング(ジグ単)で
エステルラインにこだわる理由について
語っていきたいと思います。
よくSNSなどでは
感度の話を目にしますが
「反響感度」の話ばかり
「荷重感度」の話が少ない
というか反響感度の話と
ごちゃごちゃになっている
荷重感度といえば
ラインの話になるので
今回のお題にしました。


1.はじめに

理由は
①(現環境で)釣れるから
②釣りやすい(ラインメンディング
しやすい)から
ラインテンション(張らず緩めず)
でもアタリを感じやすい
③圧倒的にアタリが取りやすいから
→特に荷重感度系のアタリ
(モタレアタリ、抜けアタリ)

が取れる
流れの変化を捉えやすいから
食わせの間を作りやすい
聞き合わせ(荷重移動フッキング)
をやりやすいから
です

・ロッドティップ
(チューブラーorソリッド)
・ワーム(サイズ、形)
・ジグヘッド(ゲイブ、シャンク)
…でも反響感度、荷重感度に関する話
使い分けや相性があるかもですが
ここでは主にラインに焦点を当てて
話したいと思います

「Ajing Freak」さんという方が
反響感度、荷重感度を図式化して
書かれているので、一部参考に
引用させていただきました
自分も荷重感度の話は
知っていたのですが
反響感度と対になる
荷重感度という言葉は
思いつかなかったので…

2.アジ(魚)の食性について

① (マイクロ)ベイト(小魚)パターン:春~秋

動かすアクション
リフト&フォール
テンション(カーブ)フォール
トゥイッチ、シェイクなどが有効
PEラインと相性が良い

ダウンクロス(潮下)にキャストし
キビキビと動かし
小魚を演出すると良い

② プランクトン(アミ)パターン:通年

動きを抑えたアクション
ただ巻き、ドリフトなどが有効

表層ばかりでなく
中層で成立することもあり
流れの変化の境目に
(リグが重くなった?と感じる所)
アジがついていることが多いので
流れの変化を探しながら
撃っていく釣りが有効
となる

アップクロス(潮上)にキャストし
スローに漂わせると良い
アクションを入れると
魚に見切られやすい

③ バチ(ゴカイ)パターン:冬~春

ボトム付近を漂わせる
リフト&フォール
テンション(カーブ)フォール
ただ巻き、ドリフトなどが有効

私のホームでは
ベイトパターンのアジは近年減少し
アミパターンや(一部バチパターン)
のアジが多いです
(たまにベイトパターンの
回遊良型アジもいますが)

アップクロスorダウンクロスで
釣れたかは
ベイトorアミパターンかを
見極める上での貴重な情報なので
潮の流れの向きをよく観察する
よう私は心がけています
(表層の流れと中層〜が
一致しない場合も多々ある
→二枚潮など)

3.反響感度(振動として感じるアタリ)とは?

コンっとかコツっとか
手元にくる金属的なアタリ

ベイトパターンに多い印象
フォールさせていると
当たるので即フッキングでOK

4.荷重感度(重さとして感じるアタリ)とは?

① 抜けアタリ(-)

バチパターンに多い印象
「フッ」とテンションが抜けるので
ティップを前に送り込んでやり
再び重くなったらフッキング
「聞きアワセ」を入れるとよい
その日の食い気?(潮流の速さ)
によってフッキング
までのタイムラグが異なる
(ひどい時は前アタリからフッキング
までに3〜5秒かかることも)

② モタレアタリ(+)

プランクトンパターンに多い印象
ティップが「クンッ」と重くなる
即フッキングではかからないことも

ティップを1時くらいから
2時くらいまで下げてやり
(この時ドリフトのフォールと
同調させてやる)
ラインテンションをだんだんリグに
乗せるようにして(荷重移動)
2時から1時の幅で
スイープに(ゆっくり)フッキング
するとかかりやすい
ある程度荷重がかかると
アミパターンでも
魚が吸い込む条件が合っていれば
ほぼオートフッキング
(巻き合わせ)になる

③「聞き合わせ」が大事

自分がアジングをやっている中で
約7~8割はモタレアタリ
(荷重感度系)
といっても過言ではないと思う
(ベイトが入っていれば即フッキング
でイージーなのですが…)
私のホームの港湾部では
ほぼプランクトンパターンなので
荷重感度系のアタリを取れるか
どうかが数釣りの指標になります

低活性時は
荷重感度系のアタリは
アタリを感じるだけではダメで
(いわゆるショートバイトで終わる)
「聞き合わせ」(荷重移動フッキング)
が大事になります

自分は
・ジグ単の重さ(フォールスピード)
・ワームカラー
・サイズや形
・アップキャスト具合
(どれくらい潮に乗せて流すか)
ラインテンション(張らず緩めず)の変化で微調整しています

「あ、当たったな…!」
って言ってしばらくしてから
フッキングしている
アジンガーの方見ませんか?
(自分が初心者の頃は
アレを初めて見た時は
ヤラセか何かか?
高いロッド?リール?だから?
と疑りましたが)
荷重感度系のアタリを
分かってやってる人だと
今でははっきりと分かります

5.ラインの種類

① PEライン:比重0.97

例)ゴーセン(Gosen) アンサー アジング PE×4 150m

反響感度を取る釣りにはとても良い

② ナイロンライン:比重1.14

例)サンヨーナイロン ライン アプロード アジング 専用ライン 鯵 100m

表層を攻めたい時
比重が軽いラインにすると
水なじみが良い

③ フロロライン:比重1.78

例)ユニチカ(UNITIKA) フロロカーボンライン ナイトゲーム ザ・アジFC 150m ナチュラルクリアー

ボトムを攻めたい時
アクションをキビキビと入れたい時

④ エステルライン:比重1.38

例)ゴーセン(GOSEN) アンサー ルミナシャイン 200m

ナイロンのような使用感で細く
軽量ジグ単でも飛距離を出しやすい
切れやすかったり耐久性がデメリット

⑤ 高比重PE:1.48

DUEL ( デュエル ) PEライン 釣り糸 アーマード F+ Pro アジ・メバル

近年は高比重PEラインと
いうものもある

6.エステルラインの種類

① 硬め

例)S-PET エックスブレイド(X-Braid)

硬いので(反響)感度には優れる
あまりパリパリのラインは
荷重移動時に
アワセ切れを起こしやすい 

② 柔らかめ

例)D-PET エックスブレイド(X-Braid)

ナイロン並みにしなやか
比重がナイロンよりあるので
軽量リグを沈めやすい
エステルラインのデメリットを
抑えている感じがする
私はD-PETがお気に入りです

7.まとめ

PEとモノフィラメントライン
(ナイロン、フロロ、エステル)
の違いは
テンションを張っていなくても
アタリがとれるかどうか


その日のパターンがベイトパターンか
アミパターンか分からなくても
エステルラインならどのパターンでも
対応できる(汎用性)が高い

と私は思っています

近年の魚の食性の変化
ベイトパターン
→アミパターン(モタレアタリ)
が増え
道具の進化等
(リールのドラグ性能の向上
ロッド(ソリッドティップ)
感度の向上)により
エステルラインも
デメリット
(切れやすい)以上に
メリットが多くなった
汎用性が高くなった
ということだと思います

はっきり言います…!
荷重感度系のアタリが
取れるようになったら
病みつきになります
もはや中毒です(苦笑)

ゲーム性が高いアジングは
かなり楽しいルアーゲーム
だと思います

#釣りを語ろう #アウトドアをたのしむ #アジング #コラム #再現性

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