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「地図は持った?」学習を効率的に進めるためにつくるべきソレ【ランタンnote】

(*ランタンnote毎日更新|27日目)

こんばんは、AKIです。
学習者のレベルアップを助けるサイト「LearnTern」の運営とかとかやってます。

方向音痴です。さらに最悪なのが、迷うのは割と好きだということです。冒険してるドキドキ感がいい。スマホにアプリを一つだけしかいられなければ残すのは当然「GoogleMap」。

そんなこんなで今日のテーマは「地図」
学習を効率的に行うために持つべきモノの話です。

学習者の「地図」

道に迷わないため、目的地にたどり着くために使うのが地図です。
学習者だって地図を持っておいたほうがいいに決まっています。

学習者にとっての「地図」は、学習内容をマップ形式でまとめたものです。
コンセプトマップとかとも言われますね。

決まったカタチはありません。
重要なのは「要素間の関係性」

どの要素とどの要素が関係しているのか。
その関係はどのような関係なのか。

それらを視覚的に(二次元で)確認できるのが「地図」です。

「地図」を用いることで、自分の現在地(何を学んでいるのか、その知識はほかの知識とどう関係するのか)、目的地までの距離(目的達成のために習得しなければならない知識)を把握できます。

これらの関係性把握・全体像理解は「理解」「記憶」「転用」を促進します。

学習を効率的に行うために「地図」は必須なのです。

「地図」を見つける

まずは学ぶ領域の地図を探してみましょう。
先人たちが地図をつくって残してくれていることは多いです。

は体系化に優れたメディアなので、おすすめの入門書とか探してみてもいいかもしれません。

Googleの画像検索も使ってみましょう。
できれば英語でも調べてみるといいです。

あとは「直接誰かに尋ねる」
地図起こしは自分でしなければなりませんが、簡単には拾えない地図が手に入る可能性があります。

ここで注意点を一つ。

目的によって選ぶべき地図は異なります。
学校までのルートを確認するのに、日本地図を持ってきたって仕方ないのです。

「地図を見つける」プロセスでは、目的に合わない地図を使ってしまわないように神経を研ぎ澄ませましょう。アドバイスを得られるなら、得たほうがいいです。

例えば「Webアプリをつくりたい」と思った学習者。
言語としてRubyを選択した彼は、Ruby入門の地図を手に入れました。

Ruby入門の地図。
これは文法を体系化した地図です。

アプリ制作の地図ではありません。

結果、彼はイメージと違っていた基礎学習に意欲を下げられ、学習を断念してしまいます。

彼が見つけるべき地図は「Rubyでアプリをつくる」地図だったのです。

最初は意欲が高かったはずなのに、始めてみたらメッチャしんどい。
そんな人は使っている地図が違うのかもしれません。

「地図」をつくる/つくりかえる

レディメイドの地図だけ使い続けているのは一流の学習者ではありません。

学習を進めながら自分の学習マップをつくっていきましょう。
伊能忠敬になるのです(←テキトー)。

そもそも既存の地図を見つけられなかった人は、一からつくるしかないです。

地図作りツールは紙とデジタルツールの両刀がいいと思います。

紙は最初期、あと大まかなマップをつくったりするときに使えます。
意外と関係性も書きやすいですね。

デジタルツールはメンテナンス性が高いです。
あとでいくらでも位置やら大きさやら弄れます。

僕のおすすめは「XMind」と「Frieve Editor」です。

「地図」に帰ってくる

もう一つ「地図」に関するポイントです。

それは「地図」に帰ってくること。
セーブポイントのように、学習が終わるたびに地図を確認するようにしましょう。

地図を見ることは「現在地」と「全体像」の把握。
どちらも学習する度にアップデートされます。

だから毎回確認しなければいけません。
何度も確認することで記憶も促進されます。

「地図」に帰ってくること。
これが「地図」を活かすコツです。

確認|「地図」は持ったか?

迷うのは必ずしも悪いことではありません。
最初に考えたとおりにすべてが進むことなどないかもしれない。

「地図」が役に立たないこともあるでしょう。
「地図」を見つけられないこともあるでしょう。

けれど「地図」をつくり、使おうとする努力は続けてください。
「地図」をイメージする力は、絶対に学習者の助けになります。

では。
(毎日更新はあと3日で終了予定)

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「できないから、やりたい。持ってないから、欲しい。なっていないから、なりたいんだ」
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学習のアーティストを目指してます。学習ノウハウの体系化・学習体験のコンテンツ化を通して、学習者のレベルアップを手伝います。現状、お金よりも応援がほしい。