シュワちゃんは、アメリカ大統領になれない

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが生きがいの、
ひらさわあけみです。

私は、マッチョな人が大好き。
これは子どもの頃、身体が弱ったからでしょう。

背が小さくやせているので、
強い人に対する憧れが、人一倍強いのです。

特に、アーノルド・シュワルツェネッガーが、好き。
「コナン・ザ・グレート」からのファンです。
※古すぎるので、気にしないで下さいね。

シュワちゃんは、
元々、ボディビルダーだったので、
鍛え上げています。

言葉を必要としない、説得力のある身体。
その肉体美に、ノックアウトされました。

出演する映画は大ヒット。
「ターミネーター」は、ご存知の方も多いと思います。
アメリカ合衆国だけではなく、世界中で有名になりました。

結婚相手は、ケネディ家の血を引く女性。

ヨーロッパの貧しい青年が、
自分の肉体を武器にして、アメリカに渡り、
努力を重ねて成功しました。

まさに、サクセスストーリーです。

俳優としての地位を獲得。
映画やＣＭで、資産を築き上げる。
上流階級に属する女性と結婚。

かなりの野心家ですよね。
後は、「権力」があれば完璧でしょう。

私は、カリフォルニア州知事になった彼をみて、
いずれは、大統領になるつもりなのだろうと思っていました。

でも、なかなか立候補しないのです。

ネームバリューはあるし、
選挙活動に必要な資金も潤沢にある。

奥さまの人脈による、政治的なコネクション。

州知事時代、財政面は失敗したけれども、
環境問題での功績は評価されています。

なのに、なぜ立候補しないのか。

とても単純な理由でした。
シュワちゃんには、その資格がないのです。

それは、アメリカ合衆国憲法に明記されていました。

アメリカ合衆国憲法　第2章第1条第5項

出生により合衆国市民である者、または
この憲法の成立時に合衆国市民であるものでなければ、
大統領の職に就くことはできない。
1787年制定、翌年発効

年齢が満35歳に達していない者および、
合衆国内に住所を得て14年を経過していない者は、
大統領の職に就くことはできない。

つまり、

１．アメリカ生まれ
２．年齢が35歳以上
３．合衆国に14年以上居住

これが必須条件なのです。

シュワちゃんは、オーストリアからの移民。
1968年に移住、1983年にアメリカ国籍取得。

生まれたときにアメリカ国籍ではない彼は、
アメリカ国籍を取得し、35歳以上で14年以上住んでいても、
現在の憲法では大統領になれなません。
憲法の改正がない限り、無理ですね。

今回の大統領選挙は、一体どうなるのでしょうか。
シュワちゃんが出馬しなくても、気になります。

選挙に関して、何となくの知識しか持っていません。
うろ覚えなので、これから調べてみようかなと思います。