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ほたては、不思議な生き物

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

私は、「海のもの」が大好きです。

その筆頭は、お魚。
ほぼ毎日食べています。

その次は、貝類。
アサリ、サザエ、ほたてなど。
しょっちゅう、食卓に上がります。

先日、殻付きのほたてがあったので、夕ご飯のおかずにしました。

お料理の方法は、いたってシンプル。
グリルに入れて、10分くらい焼くだけ。

ほたて自体が、海の旨みを内包していますから、あまり味付けは必要ありません。

ほんの少し、おしょうゆをたらす。
そこにバターを溶かしこむ。

磯の香りと甘いバターの匂いが混ざり合い、胃袋を挑発しました。

この誘惑には勝てないでしょう。

ご飯をお代わりしながら、ふと思いました。
ほたてのことをよく知らないのです。

子供の頃から大好きなのに、おいしい貝ということしかわからない。
もう一歩踏み込んでみようかな。

ほたての中身について調べてみました。

○心臓
2心房1心室。
動脈で血液を送り出し、静脈で回収します。

血液は、無色透明とのこと。
もし色付きだったら、かなり印象が違うでしょうね。

○貝柱
大小2つの筋肉で構成されます。

小さい筋肉は、貝殻を閉じるため。
大きな筋肉は、貝殻を瞬間的に閉じて、中の海水を出し泳ぐため。

泳いでいるところを見てみたい。

○エラ
呼吸器。
海水からエサを取り込んだりする。

○中腸腺
黒っぽい色。
肝臓と膵臓の働きをする。

1つで2つの臓器を兼ねているなんて、面白い。

○外套膜
ひものこと。

○眼
外套膜に上下80個の眼がある。
レンズや網膜があり、明るさを確認。

80個とは。
妖怪も驚くくらい多いですね。

○生殖巣
生まれた時は、雌雄の区別がない。

びっくり。
知りませんでした。

全ての稚貝が雄になる。

なんと。
不思議な生態です。

その後、雌雄同体になり、改めて分化する。

うーん、想像を超えてきますね。
すごすぎます。


少し調べただけでも、かなり特殊な生き物だということが分かりました。

知れば知るほど、楽しい。

食べるたびに、その造りの不思議さを味わおうと思います。


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