見出し画像

食べる前から気に入った、ご飯やさん

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

先日、都内の商店街を歩いていました。

平日の昼間でも人通りが多いその商店街は、目的がなくてぶらぶら歩くだけでも、良い気分転換になります。

誰もが知っているようなチェーン店やコンビニもあるけれど、おじいちゃん&おばあちゃんがやっている小さなお店も結構たくさんあって、それを眺めるのも楽しい。

下町っぽいその商店街が終わりに近づき、ふとメインではない路地に目を向けると、小さな看板があったのです。

「ランチあります」
小さな黒板に、チョークで書かれていました。

入り口が商店街に面していない上に、書いてある字も薄いので目立たない。なかなか気付かれにくいお店です。

でも、そういうお店だからこそ入りたくなる。
ご飯やさんに関しては、やたらと好奇心が強いので試してみたくなってしまう。

もちろん、このお店に入りました。
何だか薄暗い階段を上ります。
(手すりがあって良かった)

先客がいてびっくり。
(ある意味、失礼な発言かも?)

透明なビニールシートで区切られたテーブルに座ります。
作務衣を着た店員さんが、お水とメニューを持ってきてくれました。

マッチョではなかったけれど、スキンヘッドが似合う感じが良い店員さん。これだけでも、この店に入った甲斐がありました。(心の中でガッツポーズを取る私)

内心の興奮を悟られないようにしながら、シンプルなメニューを眺めました。

ランチメニューは4種類。
お品書きの中で、私の胃袋が反応したのは、「ポークカレー」

〇最近、カレーを食べていない。
〇直近で食べたカレーは、グリーンカレーだった。
〇その前は、ナンと一緒に食べるバターチキンカレーだった。

つまり、家庭料理っぽいカレーライスは、何年も食べていなかったのです。
懐かしくなって、注文しました。

ポークカレーという表記だけで、レトロ感がありありです。

私の頭の中は、子どもの頃母が作ってくれたカレーライスが浮かんでいました。大きめに切ったじゃがいもやにんじん。不揃いな玉ねぎ。
キレイな盛り付けではなかったけれど、ついついお代わりしてしまう味。
懐かしいなあ。

過去の思い出に浸っている私に、店員さんがお水とおしぼり&大きめのスプーンを運んできてくれました。

マスクをしていても分かる、柔和な表情。どんどんポイントが加算されていきます。(すぐにポイントカードが一杯になりそう)

ぐうぐう鳴っている胃袋をそっと手で押さえながら、じっと待つこと6分半。
「お待たせしました」
なかなかの美声とともに、お皿が置かれました。

続きは次回になります。
乞うご期待!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?