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【2021年9月】読書記録 10冊

2021年9月に読んだ本をサクッと軽く紹介します。

9月に読んだ本10冊

1.【英語学習】英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法/新井リオ著

リオ

<ざっくり内容紹介>
お金を掛けずに英語は身につく。
英語日記をフル活用した英語学習法を大公開。
・留学するお金がない➡︎じゃあ、どうすれば英語を学べる?
・カナダに来たけど、あえて語学学校には通わず独学で学んでみよう!

「お金がないから語学留学ができない、諦めよう」
ではなく、
「お金はないけれど、スマホや時間はある」
と自分の限られた資源をフル活用して語学を習得する姿に感銘を受けました😭

『子供がいるからやりたいことができない』

と私たちはついつい考えてしまいがちだけれども、そんな環境のなかで何ができるかを考えて動いてみようと思わせてくれた一冊です。

<こんな人に>
チャレンジする勇気が欲しい
独学で英語学習をしている

2.【小説】明け方の若者たち/カツセマサヒコ著

あけわか

<ざっくり内容紹介>
・大学の飲み会で出会った恋人の存在
・仕事を通して自分の人生に疑問を感じながら生きる
・彼女との悲しい別れをどう感じどう消化していくか

エモエモのエモな小説です。

内定が出ていた大学生の頃から始まった恋愛に夢中になりながらも、社会人としてこのままでいいのか…と葛藤しながらも生きる様子は懐かしいあの頃を思い出させてくれました😭

終盤この恋愛の顛末にビックリさせられました。そんなこともあるのか…それも含めて青春だなぁ

<こんな人に>
・学生時代の気持ちを思い出したい
・恋愛気分に浸りたい

3.【温泉】女ひとり温泉をサイコーにする53の方法/永井千晴著

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<ざっくり内容紹介>
・温泉オタクの会社員がひとり温泉を楽しむための様々なノウハウが満載
・温泉のベストシーズンは
・安全な一人温泉旅をするためには など

自粛疲れを少しでも癒そうと気晴らしに読んでみたのですが、これがびっくりお役立ち情報満載。女性一人でもおすすめな温泉や、まずは日帰り温泉を楽しもうなど自分の知らなかったことがたくさん書かれていました。

<こんな人に>
・これまでとは違った温泉旅行をしたい
・旅気分を味わいたい

その人が大好きなことを書いた本って本当に面白いですね

4.【ルポ】ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く/室橋裕和著

ルポ

<ざっくり内容紹介>
・旅好きな著者の書くまるで旅日記?なルポ
・新大久保のリアルな中身
・コロナで街はどうなっている?

新大久保=コリアンタウン

だけじゃないんですね。様々な国の人が集まっていて、右はハラルフード屋(イスラム教の方が食べる食材)、左はベトナム料理屋、その横は日本の八百屋…と多国籍な街となっているようです。

個人的には新大久保小学校の取り組みに興味を持ちました。

学校のウェブサイトでは漢字の読めない保護者の方にひらがなやわかりやすい日本語で案内をしたり、日本語の不自由な児童のために日本語教室が開かれています。

<こんな人に>
・旅が大好き
・新大久保のリアルが知りたい

5.【政治】日本を前に進める /河野太郎著

太郎

<ざっくり内容紹介>
・河野太郎さんのこれまでの軌跡
・外交で大切にしていること
・日本をどう進めていくか

総裁選では残念ながら落選してしまった河野太郎さんですが、学生時代や一般企業での働き方、お父様の河野洋平氏への肝移植についてなど赤裸々に書かれています。

国会議員としての活動での功績も、知らないだけでこんなにたくさんあるんだ…あの件も河野さんが関わっていたんだ、など驚きを隠せませんでした。

河野さんに限らず各議員さんがどんなことに注力してどんな成果をだしているか、知りたいなと感じました。

<こんな人に>
・河野太郎さんのこれまでを知りたい
・日本のこれからを考えたい

6.【海外】フォト・ドキュメンタリー 朝鮮に渡った「日本人妻」: 60年の記憶/林典子著

つま

<ざっくり内容紹介>
・帰国事業で北朝鮮に渡った日本人女性のインタビュー
・当時は北朝鮮に対してどう考えていたのか
・残留日本人のインタビューもあり

帰国事業ってしっていますか?1959年〜84年まで行われた在日朝鮮人の方へ北朝鮮への帰国を促す事業が行われていました。朝鮮人の夫を持つ日本人妻がそれに伴い北朝鮮に帯同します。
それから約60年後、フォトジャーナリストの林典子さんが北朝鮮へ出向いて彼女達やその家族に話を聞きます。

当時日本では北朝鮮は地上の楽園・3年後には日本と行き来できるだろうと言われていたそうです。日本人妻たちが北朝鮮へ渡った理由、船に乗る直前まで反対していたお母さんの話。聞くだけで色々と考えてしまいます。

余談ですが、この本に登場した日本人妻の妹さんが、お姉さんに会いに北朝鮮へいく話が今映画となり上映されています。

<こんな人に>
・帰国事業について知りたい
・北朝鮮に暮らす人の様子を知りたい

7.8.【小説】PACHINKO上下巻/ミン・ジン・リー著

ぱち

<ざっくり内容紹介>
・在日コリアンの4世代に渡る家族史
・アメリカ最大の文学賞・全米図書賞の最終候補作
・オバマさん推薦

これはとても良い小説でした。おそらく私が2021年に読んだ一番の本になると思います。日本語だけでなく、スペイン語、ポルトガル語、韓国語訳もあり。

詳細はこちらのページをどうぞ

<こんな人に>
・在日コリアンについて学びたい
・ダイバーシティーについて興味がある

9.【子育て】僕が親ならこうするね/ひろゆき著

ひろゆk

<ざっくり内容紹介>
・好奇心と行動力を伸ばすことが大切
・親が言わないほうが良い言葉
・ネットと子供について

youtubeでひろゆき氏の子育てについての見解を聞いてから興味を持ちました。

しつけって、アップデートしなきゃいけないんだなと考えさせられました。例えば「時間かかっても最後まで完璧に仕上げなさい」という教え。学生の頃はこれが優秀とされるけれど、社会に出れば「短い時間で7割の出来の方が「仕事のできる人間」とされることが多いんですよね。こういった社会に出てから必要な教えを子供のうちにどう伝えていくかが大切だなと感じました。

そして気になる「ネットと子供」。自分たちが子供の頃にはなかったものを我が子にどう伝えていくか。とても勉強になりました。

<こんな人に>
・子育て世代
・ネットと子供について考えたい

10.【エッセイ】もうあかんわ日記/岸田奈美著

岸田

・車椅子生活の母、ダウン症の弟、ボケはじめたばあちゃんを家族に持つ著者。
➡︎母が倒れて大手術、ばあちゃんの呆けが進行して弟がパニックという阿鼻叫喚をほぼ一人で背負う岸田奈美さんの「もうあかんわ」な連載日記

noteで大人気の岸田奈美さん。本当強い女性だと思います。

読者は手に汗握ります。ピンチやメンタルやられる事案が彼女に降りかかってくる度、「もう今回はさすがに『もうあかんわ』でしょう…」とハラハラするのですが、彼女は笑いに変えて乗り越えていきます。

嫌なこと、大変なことが起きても笑いに変えてポジティブに進んでいく彼女の「ただでは転ばない精神」に尊敬します。

ダメ(?)だとわかってても、ばあちゃんの暴走ぶりに笑ってしまいました😂

<こんな人に>
・元気をもらいたい
・笑いたい
・おばあちゃんの暴走ぶりをみたい

読書の秋。皆さんはどんな本を読みますか?

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