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今を生きる私たちにとって『やりたい事が見つからない』という悩みが多くの方にあると思います。こんなに情報が溢れているにも関わらず、逆にやりたい事が見つからずに悩んでいるのです。不思議ですよね。
情報が多ければ選択肢も多いから個別のやりたい事に見合った情報が簡単に手に入りそうな気がします。
時代の過渡期なのでしょうか。戦争が終わって皆同じ方向で社会を豊かにするために頑張って働いてきた。そして今では終身雇用制度が当たり前であった時代が終わり、仕事に対する価値観が多様性の時代へと変わってきているのですね。
今の若い人は生まれた時からスマートフォンがあり、たくさん情報が手に入ります。自分のやりたい事の情報をいつでも手に入れる事ができる。でもやりたい事を行動にしようとすると、それを受け入れる社会常識が整っていない。まだ戦後からの皆同じ方向で進むことが正しいという概念が根強く残っているのです。
中高年以上の人は特に、この『壁』がある事を意識して若者の芽を摘まない事が大切だと思うし、中高年以上の人もこの『壁』を乗り越えて、自己実現を試みても楽しい事だと思うのです。
『やりたい事が見つからない』という悩みは、その人自身の問題だけではなく、社会の常識、概念という壁が大きくはびこっているのではないかと感じています。

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