見出し画像

自立が心の平穏をもたらす

『月の心理学』では、月星座の自分像で生きる事は心理的依存であると考えます。それは自分の価値評価を自分以外の者に委ねているという事です。だから不安、イライラ、焦燥感、憂鬱感などを感じるのです。自分の価値評価を自分ではなく他人に委ねているのですから、心が安定するはずがないのです。
ではどうすれば良いのかと言うと、『自立』するという事になります。自立には2つあります。よく言われている経済的自立と心理的自立です。
経済的自立とは、単純に生活に必要なお金を自分で稼ぐ事ができるという事です。一方心理的自立とは、その人の生き方自体を左右する大きな概念であると思います。だから心理的自立をする事で、経済的にも大きな影響が出る事になると思います。
『月の心理学』では、心理的自立とはまず両親の価値観からの自立あり、それは同時に社会常識からの自立であると考えています。
両親の価値観から、社会常識の価値観から自立するとは、自分の価値観、考えを元に人生を歩んで行くという事です。しかし、それを聞いていきなり「今日から心理的に自立しよう」と思ったとしても何をどうしたら良いのか分からないと思うのです。
心理的依存は不安、イライラ、焦燥感、憂鬱感をもたらすと先述しました。では心理的自立はどんな状態をもたらすかと言うと安心感、平常心、ゆとり、穏やかというような状態。この状態は別の表現をすると『本当の自分である』という事なのです。
つまり心理的自立をするという事は、『本当の自分』とはどんな自分なのかを知るという事なのです。
どのようなライフスタイルが自分らしいのか、心地いいのか、その時誰と一緒に居たいのか、まずは自分の人生の価値、意味をどこに置くのかという事を創造してみる事なのです。
それが心理的自立をするための第一歩ではないかと思います。自分らしい、心地いいライフスタイル、それが心理的自立をする事であるならば、自立とはワクワクする事であり、楽しみながら獲得していけるものだと思うのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?