プレゼント大作戦

手作りプレゼント大作戦~交際8年目に贈る、妻への愛の証~

やぁこんにちは。愛妻家のアカヨシロウだよ。いきなりだけど、9月末で妻と交際8年目を迎えるんだ。僕にとって秋は交際記念の大切な季節だ。

実は何度かこの日に革細工でプレゼントを作ったんだけど、ことごとく喜ばれていなくて、今年こそは喜ばれるプレゼントを作ろうと思うんだ。

革細工に興味があるキミや、ハンドメイド雑貨をプレゼントしたいキミは、僕の過去の失敗例を参考にしてみてはどうかな!

初めてのプレゼント キーホルダー

最初に紹介する作品は、キーホルダーだ。

実はこれは不評ではあったものの、今でも使っていてくれるものだ。

「革細工やってみたいな~。」と思ってた大学生だった僕は、交際と同棲が同時に始まった彼女に合鍵につけるキーホルダーを作りたくなって、授業をサボって作ったのがこれだ。

表面の「S」は彼女の旧姓「斉藤」のSだ。当時彼女は一人称が「サイトウ」だったため、「恥ずかしいヤツだなぁ」と思いながらマークにしたのを覚えている。

コメントは「カワイイけど自分のセンスじゃない」だ。そりゃそうだー。僕のセンスだもんね。しまったしまった。

付け根の作りが甘かったので現在はギリギリの状態だ。次は気をつけよう。

反省点
・相手のセンスを考えて作る
・力がかかりやすい付け根は頑丈に作る

2作品目 首輪

次に作ったのは「首輪」だ。

当時ペットプレイに興味があって、これも徹夜で作ったんだけどスゲェ不評だった。理由は「女性をペット扱いするな!」だった。

やぁ確かにね、パートナーと対等となれない関係性はよろしくないと思うし、相手をアクセサリーやペットのように思っている奴はもってのほかだと思う。そんな奴はケシカランよ、ホント。ごもっともです。

・・だけどさ、ほら、嗜好だから。お互いの需要と供給の形があったら、その先は個人同士の自由なんじゃないかな。。

なんて話をしたけどダメでした。

思い返すとデートでホームセンター行ったとき、ペットコーナーで「猫砂にオシッコしてほしい」って言ってすげぇ引かれてたもんなー。はっはっは。

迷子になっても大丈夫なように名前と連絡先(僕の)まで頑張って刺繍したのになぁ。残念。

その後ちゃっかり「作っちゃったから」とお願いして装着してもらったんだけど、キツくて入らなかった。

ダメじゃーん。寝てる時に手感覚だけどサイズ測ったんだけどなぁ。やっぱりキチンと採寸しないとだめだなー。

そっか。縫う時に革が縮んで元のサイズより小さくなるのか。反省反省。よくよく考えると首輪ってそんなジャストサイズで作るもんじゃないもんね。大きめで作ればよかった。

反省点
・相手の趣味嗜好と合致しているかを考える
・ちゃんと採寸し、型紙を作る
・革は縫うと縮む
・首輪は大きめでよい

3作目 名刺入れ

次は名刺入れを作ったよ。

結婚後、妻がフリーランスのライターになるっていうので作ったわりと最近の作品。

当時、革染をやりたかったので、ついでにポップで目立ったデザインにしようと作ったら相当可愛くなってしまった。

染色はピンクを大胆に、あえて染めムラを出してみた。水色の裏地はピンクがきれいになるように、染済みの豚革を使用した。ボタンを外すと大きく「KATAYAMA☆」(新姓)とデザイン。これならなくしても安心だね。

僕としては丁寧に仕上げた気に入っている本作だが、あんまり使われている様子がない。

理由を聞いてみると「名刺が20枚も入らないから」と返ってきた。

あれー、前回の反省点を考慮して結構大きめに作ったけどなー。(型紙までは作ってないけど。)

「可愛いけど、可愛すぎるんだよね。私ピンクが趣味じゃないの、服装とかから分かるでしょ。あと「KATAYAMA☆」ダサいから勘弁してほしい。離婚したら使えないし(!)あと名刺入れにボタンも不要だよね」とダメ出しをもらった。

チクショー!ボタン便利だと思ったんだけどなー。

現在では葛根湯入れになっている。

反省点
・相手の服装などから、相手のセンスに合致するかを見極める
・名刺入れは名刺が30~40枚くらい入るとよい。ボタンは不要。
・名字を入れると離婚後使えなくなっちゃう(離婚やだなぁ)
・やっぱり型紙は大事。

今回の作品 Newキーホルダー

今年の記念日に贈るアイテムは、Newキーホルダーにしよう思う。古いのはボロボロになってきたから。

材料はこんな感じ。(革、ステンレス板、針金、C環、2重環)

んで出来上がったのがコチラ

いえーい、今回は趣向を変えて「オトナ×ロック」な感じで作ってみました。黒革に金属アテるのやってみたかったんだよなー。

作り始めは不安だったけど、結果なかなかオドロオドロシイ作品になったので気に入っている。
表面の「か」は片山の「か」だ。(妻の名前の「かほ」の「か」でもある。離婚しても使えるぞー!?)
裏面はトレードマークのにした。
前作の反省点である付け根のところは、ステンレス板を裏地にしたから相当頑丈にしたぞ!

早速プレゼントしてみた。

「カッコイイけど、怖い。

うぉー、怖いかー。(まぁオドロオドロしく作ったしね。)

けど、まぁ、使ってくれるかな? ほら。前のはもうボロボロだし、こっちは付け根頑丈にしたから安心だよ!

「うーん。これも趣味じゃないんだよねー。けど、キーホルダーは前のほうが可愛いから、これはカバンに付けようかな。そっちの方がカッコイイし。あとコレ、「か」の向き逆じゃない?輪っかを上にしたら上下逆さまになるよね。

しまったー。そこまで考えていなかった。なるほどなぁ。

まぁカバンにつけてくれるならよかったよかった。

「あとコレ、前回の名刺入れよりザツじゃない?

違うんだよー、針金ムズいんだよー!細いの選んだけど言うこと聞いてくんないし。(アルミ線がよかったか。)

ちなみに写真をみて「針金は縫えるのか?」と気になった人もいるかも知れませんが、結論から言って「縫えません」でした。

本作では針金の特性を使って裏側でゴマカシています。やぁスゲェ疲れた。笑

あと金属は危ないです。僕は血まみれになりましたので、やりたい方は注意ください。

反省点
・相手のセンスに合わせる
・キチンと構想を練る
・針金は縫えないし痛い

最後に どんなハンドメイドが嬉しいか

ことごとく不評なので妻にnoteに載せることを説明し、なんで不評なのかと、どういったハンドメイド作品が一般的に喜ばれるかを聞いてみた。

「私に不評って。だってあなた、作りたいの作ってるだけじゃない

バレてるー!

やぁさすがは妻。こんだけハマらないプレゼントを渡し続けているとバレちゃうもんですね。

皆さん、ハンドメイド作品をプレゼントに作る際は「自分が作りたいもの」じゃ微妙らしいですよ。(プレゼントの基本か。。)

僕に至っては首輪のプレゼントの時にケンカになりました。うーん。いいと思ったんだけどなぁ。皆さんも気をつけてー!

あと一般的にウケるハンドメイド作品はなんだと思います?

「お菓子がいいなぁ」

食べ物かーーい!(ズコーッ!)

「消耗品がいいんじゃない? アクセサリだと、その人のアイデンティティがあるからさ」

うーーん、なるほどな~。けど、ハンドメイド雑貨をプレゼントしたいんだよなぁ。

・・・まぁ一意見として、みなさんも参考にしていてください~。(革細工も面白いけど、お菓子作りも面白いしね。)

じゃあ今度は、革で何つくってあげようかな~ ←


原稿:アカ ヨシロウ
編集:円(えん)
妻:かたやま かほ

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