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予想出来ない社会の変革に、生き方の多様な変化をせまられ、苦悩している人々を前に、自身の存在意義を自問する📕

『キャリアの心理学〔第二版〕ナカニシヤ出版』
渡辺三枝子著のまえがき。


今まさに、この予想出来ない社会が、目の前に確実に存在している。

ここしばらくの間、報道で話題に出ない日は1日もない。
不安を感じながら生活される方も多くいらっしゃるだろう。

普段の仕事も休業になっている人もいれば、通勤が公共交通機関だったり、医療従事者、休業要請が出ていない職種の方であれば尚更、日々がリスクの中にいる状況で、人と距離を取ったり家族が感染してしまったり  

と、心が落ち着かないだろう。


『コ○ナ運ぶな』と通りがかりの人に言われる配送業者、

マスクが無いと恫喝されるドラッグストア店員、
それでも、配達するのが役割だから、
販売することで生活が少しでも豊かになるならと笑顔で『ありがとうございました』と言う。


様々な”価値観”の人が出てくるので、善し悪しの見方ではなくそれぞれの人たちがどんな思いで生活をしているのか、経済的損失や我慢を強いられているのか。


■物流・インフラを止めることは生活そのものに支障が出る■
この事実を世の中の多くの人が知る必要はあると感じる。
メディアは別の側面を報道するが故に、”受け手”の解釈で、
しかも”自粛要請”なので十人十色のスタイルになるのは当たり前かもしれない。


いつも、このような時に思うのだが、SNSの普及に伴い、直接のコミュニケーションの機会が減り、相手のことを思いやる気持ちが薄れ、攻撃的になったり批判したり、なぜ人は矢印が外(周囲)にむくのだろうか。


目の前の事象〔現実〕に対して、自身が何をどう感じ、どうするのか、なぜそう感じたのか?内に矢印を向けれるようになると、人はより成長すると言われている。

拡大前の世の中に戻ることはまずないが、この先の未来、終息後。おそらくインフルエンザと同じように共生していくことが想定されるが、その時にカウンセラーとしてどのような支援が考えられるのか。

今では、オンラインセミナーや、WEBでの面談などもあるが、カウンセリングの技術の一つで、『マイクロカウンセリング』がある。

中でも、”かかわり行動”は、対面でないとそのニュアンスを掴むことが難しいのではないかと思う。日本人がよく言葉で使う、仕草やその瞬間の言葉、空気感などはWEBを通してだと感じにくいかもしれない。

だからこそ、色んな理論を否定することなく、尊重し合いながら高めていく。日々研鑽しながら存在意義を見出すべく、常に学んでいくことを発信して行きたい。


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