【子育て】誰も嘘ついていない!でも。 子どもの話と事実を比べてみると。
子どもの話を信用できるか?というようなタイトルを見かけたので、
私も1つ書きたくなったことが。
もうだいぶ前だけど
保育園に通っている5歳長男のクラスの話。
お友達の1人(Aくん)が、先生にこっぴどく怒られたそうで
それなのに結局蓋を開けたらAくんは何も悪くなかった。
ということがあった。
つまり担任は自分が現場を押さえていない事柄に対して
状況判断だけでAくんをかなりキツく怒ったということ。
で、濡れ衣を着せたことに関して担任から謝罪はあったものの、
濡れ衣を着せられた上に、その怒られ方がまあまあひどかったそうで
後から話を聞いたAくんパパはめちゃくちゃお怒りに。
そして、おそらくはAくんの主張の裏づけをするために
クラスのグループLINEで、
事の経緯の説明をし、
その現場を見てた子どもがいたら、どんな様子だったか教えてほしい
と、問い合わせてこられた。
そ
し
た
ら
。
。
。
みんな言ってることが違う!!!
一番明らかにしたかった事柄さえも
Yesと言う子と
Noと言う子と両方。
我が子にも何度か聞いたけど、聞くたびに違う返答になる。
Aくんパパ、裏づけを取れなくなってしまった。
(ただ、そのおかげで、園とは割と冷静に話ができたよう。)
結局、
事実はどうだったかと言うと。
みんなの言ってることを全部足して人数分で割ったような感じ
だった。
誰も嘘はついていない。
でも見ていた部分が違ったり
見ていたモノの解釈が少し違ったりするので
1人だけの言い分では、全体は見えない。
子どもたちみんな4歳か5歳。
しっかり喋っているように思っても
我が子の言うことだけを鵜呑みにしてはいけない。
そう思った親御さんも(私も含めて)結構いたようでした。
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嘘ついた
って、大人はすぐに言うけど
実は、子どもが自分でわざと嘘をつくことはあんまりないのかもしれない。
ただ、子どもの目線で見て喋ったことが
全体のかなりかなり小さい部分でしかなかった
っていうことは、ありえるし、
逆のことを言ったように思っても
子どものフィルターを通して見たら、本当にそう見えたのかもしれないし
はたまた、大人の聞き方の問題で、
聞き方を変えれば、返ってくる答えも違うのかもしれないし
(我が子はまさにこのパターンだった)
そういうことは往々にしてあるのだと
この件を通して知りました。
だから、子どもの話を信じるか信じないかと言われると
信じてはいるんだけど
それが事実全体を写してはいないのかも。
というのが今の私の答え。
というか
本当か嘘か。
子どもたちって、そういうところとは、まだ別次元にいるような気がしています。
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お読みいただきありがとうございました。
小さな幸せがあふれる毎日でありますように◎
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