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この時期、ちょっぴりお疲れの就活生に読んで欲しいお悩み別推薦図書16選

この記事は、『アカツキ人事がハートドリブンに書く Advent Calendar 2020』 の 15日目の記事です。 前回はGinさん の、『Town Hall Meeting “Katsu-don!“? アットホームな雰囲気で、組織の話をCEOと皆が語れる場を創ってみた』でした。

こんにちは、アカツキ採用担当のもりたです。

わたし自身のキャリアやアカツキjoinの背景などは昨年のアドベントカレンダーにてお話させていただいたので、今回は割愛しちゃいます。(→ご興味あればのぞいていただけると喜びますmm 

さてさて、早いもので2020年もあと数週間で終わりですね。

早いもんです。

わたしはその仕事柄、日々たくさんの学生のかたや採用担当のかたと出会い、お話させていただくのですが、

みなさん・・・もしかして、ちょっとお疲れではありませんか?

かくいうわたしも、実は少しお疲れモードかもしれません。

でも、そういう時期があってもいいと思います。いったんここで自分自身におつかれさまの拍手をしましょう。

88888888…。

2020年もよく頑張りましたね。ちょっと早いけど、本当におつかれさまでした。

さて、今回わたしの記事では、2020年も思い切り駆け抜けてきたであろうみなさんに向けて、お悩み解決のきっかけになるかもしれない、もう一歩だけ前に進んでみようかなと思えるかもしない、蓋をしていた自分自身やこころのワクワクに出会えそうな本をいくつか選んでみました。

無理して全部読む必要はありません。

気になったものから手にとってみていただけたらうれしいです。

それでは!しばしお付き合いください↓↓↓

自己分析なにからしたいいの?

→自己分析の参考にしている就活生さんも多く、もはや定番化していますが、敢えて激推ししておきます。ちなみに、著作者の前田さんとアカツキ創業者塩田は去年新卒イベントで対談しているのであわせてどうぞ!

→自分のスキルを言語化するのって難しいですよね。たとえば「コミュニケーション能力」にしても、「きく力」なのか「合わせる力」なのか「伝える力」なのか、はたまた「つながる力」なのかでだいぶ打ち出す方向性が変わってきます。この本では、そんな抽象度の高い「スキル」を徹底的に掘り下げて具体化・言語化してくれています。エントリーシートを書くときなどは手元にあると重宝するはず。

→昨今、「グラフィックレコーディング」など、自分の思考だけではなく、場や議論自体をイラスト化・図解化して、関わるメンバーと共有する・理解を深める手法を目にするようになりました。思考の視覚化は客観的な理解を深める強い見方となります。なにより本のタイトル「たのしいスケッチノート」がいいですね。

この本の内容をわたしも実践してみましたが、自分の好きなことやいま考えていることをありのままに絵や言葉にしてスケッチしているときとても楽しかったです。楽しむのだいじ。

どんなふうに会社や仕事を選んでいいかわからない

→「転職」の思考法となっていますが、企業を選ぶ視点を見出すにあたって「就活」生のみなさんにも超絶おすすめです。ちなみに、著作者の北野唯我さんは就活メディア「ワンキャリア」の取締役でいらっしゃいますが、企業選びにはワンキャリアライブの活用もおすすめでです。

→『今ない仕事図鑑』とありますが、「遊びやスポーツ、創造的な仕事」の項(P116〜)では、実は生まれ始めている仕事もちらほらみかけました。「サイバーモデル」「eスポーツ上達コーチ」「デジタル芸能プロ」…。本に書いてあるような未来はすぐ近くまできているんですね。

各項末に記載の「わたしの仕事の見つけ方」も必読です!自分らしく仕事をすることについてのヒントに出会えると思います。

2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就く(ニューヨーク市立大学大学院センター教授キャシー・デビッドソン氏)」とのことですが、これからくる未来のことを盲目的に恐るのではなく、「どんな世界がくるだろう」「どんな世界にしてやろう」と、わくわくしながら準備できるといいですよね。

→どうしてもおすすめしたくて、カテゴリとはちょっと合わないかもしれませんが、推薦させていただきました!「エンタメ業界やクリエイティブ業界って、センスないと無理でしょ?」と言われるのですが、そんなことはありません。この本では、センスとは研鑽によって身につくものだよ、ということを教えてくれます。目次だけでも読んで欲しい。

じぶんのことがうまく伝えられない

→なぜか相手と話が噛み合わない、そういうときはもしかしたら相手の話との階層にズレがあるのかもしれません。状況や相手に応じてちょうどいい抽象度でコミュニケーションするための、概念や仕組みをわかりやすく解説してくれています。

→「伝える力」というのは持って生まれたものではなく、アウトプットを通して磨かれていくものだと思います。頭の中で混乱してきたら、まずは書き出して自分の中で整理する「訓練」をしてみるといいと思います。

最近注目される「アート」ってなんだろう?

→授業を受けているような感覚で読めます。正解を求めがちで頭でっかちなわたしの固定観念を、いい意味で解してくれた慈悲深い、「救い」のような本です。

余談ですが、わたしはこの本をきっかけに全く興味のなかった美術に少し興味が湧き、先日十数年ぶりに美術館に行きました。(いま西洋美術史について勉強中です!)

→複雑で不安定な世界の中、これからビジネスをしていくひとたちは、「自分の美意識」で「自分の頭」で考えて、「自分で正解」を見つけていかなければならない。著作者の山口周さんはTwitterもフォローさせていただいていますが、言葉選びが秀逸で、文体もとても美しいです。

夢中になるってなんだっけ?

→前半は、絵を描くことに対する技術的なお話がメインですが、わたしがここでおすすめしたいのは「第5章/プロとして絵を描く」以降です。プロとして成功する・仕事をするうえでの覚悟や姿勢、将来や自分との向き合い方など、絵を仕事にしたいひと以外にも突き刺さるメッセージがたくさん書かれています。

→今回わたしはアニメの「公式ガイド」をおすすめさせていただきます。『映像研』は原作の漫画、そしてアニメも大変すばらしいです。アカツキの中にもファンがたくさんいる作品です。個性の強いキャラクター、空想と現実を行き来する不思議な世界観構成、作品から滲み出る創作への執念と熱意。

この公式ガイドブックでは、そんな魂のこもった原作作品をアニメーションを通していかに描き切るか、監督・作画のかた・声優さん、その他たくさんのスタッフのかたがいかに一丸となって作り上げてきたかを窺い知ることができます。この作品に関わる全員が作品の中の『映像研』の"仲間"なんだな、と、そう思える読み応えあるものになっています。

ちなみに、わたしが一番好きなシーンは、ディテールにこだわり過ぎて制作が遅延しがちな水崎ツバメちゃんが(作品を通して)「私はここにいるって、いわなくちゃいけないんだ」って言うシーンです。

社会人になるにあたっての心構えを教えて欲しい

→著作者の高濱先生は「花まる学習会」という学習塾を設立されたかたで、その事業活動や本の出版、講演を通して、「メシが食える大人に育てる」という理念をよのなかに力強く伝えていらっしゃいます。(高濱先生のブレない理念や生き方が個人的には大好きです)

「社会人になる」ということはこの厳しい"よのなか"で「自立した大人になる」ということです。この本には、"よのなか"を生き抜くための子どもたちに向けたストレートなメッセージがたくさん書かれています。ときにはドキっとする言葉もありますので、ぜひその目で確かめていただきたいです。

ちなみに高濱先生の「本当に頭がいい子の育て方」はアカツキ人事チームの2016年度の課題図書でした。

もはや現実逃避したいです

→この設定集を眺めていると、想像力をかきたてられてついつい空想の世界に入り込んでいる自分に気づきます。ふと、子どもの頃好きだった絵本を思い出したりして。

子どもの頃の純粋な気持ちに会いたいときに。

→ヨシタケシンスケさんの作品を読んでいると、自分の頭の中で考える事はどこまでもどこまでも自由なんだって思えます。ちなみに、同作者さんの絵本はアカツキの図書館にも複数蔵書されています。(「りんごかもしれない」「ぼくのニセモノをつくるには」など)

「学生時代になにをすべきでしょうか?」

学生のかたとお話ししていると、

「学生時代になにをすべきでしょうか?」とご質問いただくことがあります。この質問をいただくと、わたしは毎回少し考えてしまうのですが、最終的に、APU(立命館アジア太平洋大学)学長の出口治明先生の言葉をお借りしてこう答えています。

人、本、旅。

いろんなひとと出会うこと。

いろんな本に触れること。

いろんな国や地域に足を運んでみること。

自分のなかの体験の引き出しを、量と質ともに、豊かにすること

それができたら、きっと、自分の力で、より良い意思決定ができるようになると信じています。

わたしも道半ばですが、たくさんのひとに出会い、たくさんの本と出会い、自分の足で現場に行って、自分自身の人生をより豊にしていきたいと思います。

なかなかひとにも会えない、外にも出れない時代ですが、この年末年始は自分だけのとびっきりの本との出会い、自分のわくわくを追求してみるのもいいかもしれませんね。

それでは最後までお読みくださりありがとうございました!

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