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企業文化づくりを仕事にする私が、どこまでも客観的に“アカツキらしさ”を言語化してみた

はじめに

はじめまして。“かおりん”こと佐藤佳織です。
今回、アドベントカレンダーの執筆機会をいただき、ワクワクしながらキーボードを叩いています。
普段は企業文化づくりをお仕事にしていますが、そんな私からみた“アカツキらしさ”をこの機会に言語化してみたいと思います!!

“アカツキらしさ”は感じるのに、言語化できない不思議

アカツキのカルチャー醸成に関わっているひとりとして、常に考えていること・・・。それはアカツキらしさ。

ひとつひとつの施策の方向性はもちろん、それらに紐づく細かいデザインや言葉に“らしさ”は宿ります。そこを無視してカルチャーづくりなんて絶対にできません。

とても近くでアカツキをみているはずなのに、アカツキらしさが全然掴めない。“らしさ”が薄いのではなく、めちゃくちゃ濃いのに掴めない。
これが不思議なのです。

正直なところ、他企業の“らしさ”に比べて、アカツキ社の“らしさ”は圧倒的に言語化しづらい!!そして、今もなお迷っています。(それなのにこのタイトルを選んでしまった・・・。)

しかし、今回アドベントカレンダーへの執筆を許されたからには、なんとしても私なりの解を出したい!
以下、私が「アカツキらしいなー」と感じたいくつかの衝撃エピソードをもとに、“らしさ”を言語化してみたいと思います!


衝撃①:創業者たちが、すごく人間っぽい

これは、本当に衝撃的でした。
げんちゃんずトーク(当時のCEO塩田さんとの月イチの対話の場)、塩田さんの出版記念パーティーのプロデュース、年始の創業者対談。
どれをとっても、創業メンバーがびっくりするくらい人間っぽい。

歌うし、泣くし、爆笑するし、強さも弱さもさらけ出して、「これが僕です」と堂々としている。
ひとりの人間として生きているからこそ、感情も抱くし、考え方も変わっていく・・・。

なんと!! 愛おしいほどに人間!!

当たり前であるはずなのに、そこに衝撃を受けてしまったのは、私自身が無意識に「こうあるべき」という思考に囚われていたからだと思います。

そして、さらに驚いたのはアカツキ社員の多くが、それを「いいね!」と受け入れていること。
ここにも得体のしれない“アカツキらしさ”を感じました。
言語化できないけれど、“あったかーい何か”という感じです。

衝撃②:コアバリューがあるのに、各チームにVMVがあるの!?

そして、次に驚いたのが半期振り返りのフォーマットをアップデートする際に知った事実。
「各チームにもジョン・ミッション・バリュー(VMV)みたいなものがあって、それに照らし合わせて振り返っているところもあって・・・」とさらっと説明されたのです。

私:「え? コアバリューがあるのに、チームにもVMVがあるんですか??」
チーム責任者:「それぞれのチームが色々なことをやりながら、色々なものを大事にしているので!!」

若干パニックです。

コアバリューという大切にしたいことはあるけれど、それをベースに自分たちらしく自走しながら、組織の体をきちんと成している。スゴイ。

半期振り返り用のフォーマットを使うチームもあれば、使わないチームもあるようで、「個性豊かで面白いんですよー!」と笑顔で話すチーム責任者をみて、また衝撃。

ここでは、言語化できない“強くてやさしーい何か”を感じました。

衝撃③:全社合宿なのに、赤裸々すぎる!

最後に、これは絶対にはずせない。みんな大好きMASHUP(緊急ではないけれど重要なことに向き合う全社合宿)

私も運営メンバーの1人として、登壇メンバーとコミュニケーションをとりながら、セッションづくりのサポートをしています。

毎回どのセッションも本当に素敵で学びが多く、楽しみで仕方がありません。そんな大好きなMASHUPですが、何度お手伝いしても驚くことがあります。

それは、登壇者のキャラクターがどこまでも尊重されていること。

セッションの登壇依頼をする際も、「ああしてほしい、こうしてほしい」という運営チームからのオーダーはほぼなし。

本当に「何話したいですか??」から入るのです。
そして、方向性が決まったら中身も登壇者が主体となって作っていきます。

今注力している事業についてお話しされる方、ノウハウを共有する方、感じていることを赤裸々に語る方などさまざま。

全社員を対象としたビッグイベントにも関わらず、内容や進行方法は登壇者に委ねられています。

コアバリューを色々な角度から見てみたり、キャリアの悩みを暴露したり、モチベーショングラフを用いてアカツキの光と闇を語ったり・・・。

「こんなに赤裸々で大丈夫なのか?」という心配をよそに、セッションは大盛りあがり。
本当にさすがです。これぞアカツキという感じです。

MASHUPのお手伝いをする度に、言語化できない“ひろーい何か”を感じるのです。

衝撃体験をもとに、“アカツキらしさ”の正体を言語化してみる

いくつかピックアップした衝撃体験から“アカツキらしさ”の正体を探ってみた結果。

言語化できないあったかーい何か。
言語化できない強くやさしーい何か。
言語化できないひろーい何か。

これらを強いて一言でまとめるならば、懐の深さ。コレ!

自由、正直、自立、信頼、尊重・・・このような一言で言い表せるものではなくて、アカツキにいる人が自由であることも、正直であることも受け入れ、認め、その上で尊重し信頼する。これを支えている懐の深さこそがアカツキっぽさなのではないかと感じています。

実際に、アカツキには驚くほど色々な方がいらっしゃいます。
職種もキャラクターも様々。それぞれとても個性的なのに、誰もがアカツキっぽい。

アカツキで働く皆さんが自分らしく存在することそのものが、アカツキの懐の深さを表している気がします。

最後に、執筆者“かおりん”の自己紹介

さて、こんなにも好き勝手にアカツキらしさについて語ってきた私ですが、実はアカツキの社員ではありません。

株式会社スペサンという外部パートナーの正社員です。

スペサンという会社は、“The world connected by Special Thanks(大切な人を想う幸せが連鎖する世界を創る)というビジョンを掲げ、オリジナルウェディングプロデュース事業や企業文化醸成サポートサービスを展開しており、ライフとワーク両側面から人の幸せにアプローチしています。

そんなスペサンでCHO(Chief Happiness Officer)を務める私は、共に働く仲間が幸せに働けるよう、社内の幸福度向上施策や文化醸成施策を企画・運用しつつ、法人向けの企業文化醸成サポートサービス“Cultive”のマネージャー/ディレクターも兼任しています。

これからも、アカツキの“らしさ”を共につくり続ける

私自身は3年ほど前にスペサンに入社したのですが、スペサンとアカツキ社の歴史は長く、アカツキオフィスが中目黒の育良ビルにあった頃からのお付き合いだそうです。
弊社副代表がアカツキ創業者である塩田さんの後輩だったこともあり、有難いご縁のおかげで色々なお手伝いをさせていただいております。

上場日の日の出を撮影したり・・・
移転パーティーの装飾をしたり・・・
げんちゃんずトーク(当時のCEO塩田さんとの対話の場)の撮影・編集をしたり・・・
塩田さんの出版記念パーティーをプロデュースしたり・・・
経営者フィロソフィー動画をつくったり・・・
Taionチーム(ゲーム事業部の社内メディア)と一緒にパロディをつくったり・・・
内定式のウェルカム動画を作ったり・・・
法務アカデミーの動画を作ったり・・・
労務研修の動画を作ったり・・・
HPFP(ハイパフォーマンスをひきだすフィットネスプログラム)のプログラムづくりをお手伝いしたり・・・

お。結構やってるな・・・!(驚)

本当に数え切れないほどお声がけをいただいた結果、社内メンバーばりに出張ってます(笑)
アカツキ社にお邪魔すると、沢山の方が声をかけてくださるので、気分はアカツキ社員です。
(これからも、気軽にお声がけください!!)

そんな中でも、常時お手伝いをさせていただいているのがCulture & Workspaceチーム。
伴走というかたちで、文化オンボーディングや半期振り返りのブラッシュアップ、MASHUPまで、カルチャーに関わる部分は全方位的にサポートしています。

今回は、そんなどこまでも客観的にアカツキを見れる立場から、“アカツキらしさ”を言語化してみました。日々アップデートを重ねるアカツキの“らしさ”をこれからもウォッチし続けたいと思います。

この記事は、『アカツキ人事が思いのままに書く Advent Calendar 2021』 の 5日目の記事です。 前回は高木さんの「人事一兵卒になりました」でした。
【 クリスマス限定 】株式会社アカツキの人事に関わるメンバーが、思いのままに綴った記事を毎日リレー形式で連載しています。記事を読んでアカツキが気になった方は、ぜひこちらのHPへ遊びにきてください。▶︎ https://aktsk.jp/recruit/