才能の正体・天才の正体

皆さんこんにちは、Akitoです。

今日は ”才能どうこう言っている奴は才能以前の問題だ” というテーマの話をしたいと思います。

何か新しいことを始めようとするとき多くの人は自分の向いていることを探します。そういう人たちの口癖は、「自分って何が向いているんだろう」「自分には何の才能があるんだろう」です。また逆に何かをあきらめる理由は、自分には向いていない、自分にはこの才能がないと言います。

しかし、天才と呼ばれている人たちは本当に自分に才能があると思ってその競技に参加していったのでしょうか。イチローだって藤井四段だって羽生結弦だって自分に才能があるなんて思ってはじめてはいません。それぞれの競技で彼らは総じてただ負けたくなくて、ただ勝ちたくて練習を積み重ねたのです。

そんなこと言ったって彼らは特別で、運が良くって、始めた競技の才能があったのかもしれないじゃないかという人がいるかもしれません。

じゃあ、世に出ている上場企業の社長たちはどうでしょう。彼らは誰が見ても経営の才能があり天才と言ってもいい人たちです。しかし、経営の才能が生まれながらにある人なんていません。彼らもまたトライ&エラーを積み重ね、勉強を続け今の地位に立っているのです。

才能というのは、目に見えないものなんかじゃなく実績です。

その実績が大きければ大きいほど天才と呼ばれるだけのことです。

イチローだってヒットという実績を積み重ねているから天才と呼ばれ、藤井四段も史上最年少でプロ棋士になって勝ち続けているから天才と認められるのです。

上場企業の社長は大きな利益を生み経済に社会に貢献しているから天才なのです。

何もはじめていない人に才能が何もないのは当然で、何もないところから始めて初めて才能(実績)を手にするのです。

さっき述べた天才たちは別にこんなことをいちいち考えてはいないでしょう。才能の正体なんて本当の意味では誰にも分らないのです。

しかし、そんな確実でないものを信じるより、自分の積み重ねてきた努力を信じる。そうやって天才たちは生まれてきたんだと思います。

はじめに述べた、才能のせいにして行動しない人たちというのは才能がないから行動しないのではありません。自分を信用できないから、失敗が怖いから行動できないだけなのです。

天才と馬鹿は紙一重という言葉があります。

行動するのに失敗を恐れない。自分の成功を信じて疑わない。そういう力が天才になるためにもっとも必要な力だと僕は思います。こんなこと馬鹿じゃなきゃできません。

今、自分にはなにもないと思っているあなた、何かで成功したいと思っているあなた、絶対に有名人になってやると思っているあなた。

あなたたちに必要なものは才能なんかじゃない。そのことを忘れてはいけません。

では、また!