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もしも「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の世界が会社だったら 第6話 クラウドサイン@ハンコからの脱却

出展:三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会

この物語はダイの大冒険完全新作アニメ公開を祝して執筆される創作物語である。筆者の推しクロコダインは「今度生まれ変わるときには俺も人間に・・・ぐふ」(だんだん細かい

この世界では勇者=起業家、CEO(社長)、魔法使い=経理・財務系、CFO(お金系強い人)、戦士=営業系、本部長、僧侶=人事・労務系、CHRO(人事の偉い人)、賢者=ゼネラルマネージャー(支社長、統括部長クラス)という表現を使うことがあります。

■あらすじ
世界は悪の起業家:魔王によって支配されていたが正義の起業家:勇者によって救われた。主人公ダイ(無職)は改心した悪の起業家の元会社員たちとCFO崩れのじじいとデルムリン島で暮らしていた。
新型コロナウイルスの登場により前話までのくずれつつある世界観の立て直しを測る筆者。
本編にも忍び寄る黒い影、、、。
正義の起業家(勇者)となるべく、ダイの新たな物語がはじまろうとしている。

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とある城下町・・・

町人A「うわああああああ!!」

?「くけけっけ!この店の権利書はいただいてきますわあ!」

町人B「ま、魔王だ!魔王の社員たちだ!」
町人C「まさかそれでは・・!?」

魔王(悪の起業家)が復活したーー!?


ところ変わってデルムリン島でも・・・

マーマン先輩「今週の漁業収穫高詐称しようぜ!」
キメラ「このNDA(秘密保持契約書)、シュレッダーして燃やすか!」

ダイ「!?みんなどないしたんや!?・・・は!!」
ダイ「これは悪に染まった目!」
ゴメちゃん「ピィイイイ!(なんでわかるの?の意)」
ダイ「うっさい、キャラ変でかっこで喋り始めるのやめーや」
ゴメ「ピィイ・・・」
ダイ「ゴメちゃんは無事やな、じじい!大丈夫か!?」

じじい「ウ、、ウウウウウ」
ダイ「う●こなら、はよいってこいや」
じじい「そ、、、そこは心配するとこじゃろ」
ダイ「どないしてんじじい、みんなおかしいぞ」
じじい「何かどす黒いものが全身をかけまわっとるようじゃ、、、」
じじい「気を抜くと損益計算書を改ざんしてしまいそうじゃ、、、」
ダイ「損益計算書と貸借対照表って何が違うん?」
じじい「今聞くそれ?」
じじい「貸借対照表で集計されるのは会社設立以来の資産や資金の増減じゃ。 損益計算書では、ある1年間に限った収支を集計、 内容にも違いがあってじゃな、、、」
じじい「 貸借対照表で分かるのはある時点での“残高”、損益計算書には1年間の収支の動きが記載されとるんじゃ」
じじい「現実世界では新型コロナウイルスで未曾有の事態、史上初の緊急事態宣言じゃ、この1年の損益計算書は企業にとって生命線のデータになるはずじゃ」
ダイ「み、みぞうゆう、、、」
じじい「それは麻生さんのいつかの言い間違いと同じじゃ、みぞうじゃ、み、ぞ、う!」
ダイ「お雑煮食べたい」
じじい「末期か、、、ぐううう!」
ダイ「じじい!!トイレはあっちや!ここで漏らすな!」
じじい「いや、う●こちゃうから!ぐぐ!」
ダイ「え?出た?」
じじい「本題がすすまん、、、ダイ、早く島を出るんじゃ、魔王が復活したはずじゃ」
ダイ「出るも何もわいはさっきう●こしたし、、ってえええええ!?」
じじい「やっと話聞いたか」
じじい「元来この島の人間は魔王、悪の起業家の元社員じゃ、勇者さまによって魔王が倒され、邪悪な意志から解放され平和に暮らせるようになったのじゃ」
ダイ「みんなそれに戻ろうとしてるってことかいな!えらいこっちゃ!」
じじい「ダイ、島を出ろ、このままではお前に粉飾決算のやり方を教えてしまうかもしれん、、、!」
ダイ「んなアホな!でもちょっと知ってはみたい」
じじい「アホか!」

島のはずれのボートでは、、、
?「おやー、これは急がないと手遅れですねえ、ポップ、急ぎなさい」
ポップ「はい、先生!」


じじい「さあ早く島をでるんじゃ!」
ダイ「嫌や!みんなを置いて逃げるなんて勇者のすることちゃう!」
?「その通り!いいことを言いますね、ダイ君!」
振り返ると2人組が島に上陸していた
ダイ「え、こっわ、なんで名前知っとんねん」
?「初対面で手厳しいですね、キミは」
?「島を出る必要はありません、この場は私に」
言うなり島中をかけめぐりながら木の棒で線を引いていく謎の男
ダイ「ああ、あぶない!」
ポップ「心配すんなって、先生すげえんだから」
ダイ「先生やて!?」
島の住人たちをなぎ倒しながら帰ってくる先生なる人物
先生「ふう、、、邪なる威力よ退け」
先生「マホカトール!(ジでほかにないトールサイズラテ)」
ダイ「どういうこと!?」
じじい「6話目にして初めて無理やりな魔法にツッコミが、、、!」
ラテが島を包み込む、、、!
先生「トールサイズはやはり至高、ですねえ」
ダイ「ねじこみやがるぜ、、、」
先生「新型コロナウイルスですばやい休業、簡単に真似できるものではありませんねえ」
ダイ「スタバか!」

住人たちが元に戻っていく、ここでいう元ってどっちなんだろうか
ダイ「読み続けてないとわかりづらい解説入りはじめたで!」
じじい「これは奇跡か、、、あなたは一体?」
先生「私こういうものです!」
取り出したiPhoneの壁紙に『アバン・デ・ジュニアールⅢ世』の名と勇者育成業兼魔法使い僧侶も育てますと書いてある。
ダイ「うわ、自分の名前壁紙て、きっしょ」
アバン「地味に傷つきますねえ、まあ平たくいえば家庭教師ですな!」
ダイ&じじい「家庭教師ぃいいいい?!」
アバン「そう!正義の事業で悪の事業を淘汰する平和の使徒!」
アバン「起業家、GM、CFO・・・!彼らを育て上げ超一流の企業戦士にするのが私の仕事なのです!!」
じじい「はーーーー、アバンってどこかで聞いたような?」
アバン「これは弟子のポップです、現在CFOになるために経理勉強中、いわゆる魔法使い修行中の身です」
じじい「それで家庭教師がなぜこの島に?」
アバン「もうお気づきでしょうが、悪の起業家、魔王が復活しました」
じじい「やはり、、、」
アバン「魔王配下の邪悪な社員たちが世界中にあふれだし人々を苦しめはじめています」
アバン「ロモスやパプニカの会社も危機にさらされているのです」
ダイ「え、ロモスやお嬢、レオナが!?」
アバン「私はパプニカ社から頼まれてここにきたんですよ、デルムリン島に住むダイ少年こそ正しく勇者、彼を1日も早く真の勇者に育て上げてほしい・・・とね!」
ダイ「なんやて!!」
アバン「ダイ君、どうしますか、修行を受けますか?私の修行はめちゃくちゃハードですよ」
ダイ「壁紙野郎に教わるのは癪やけど、やるに決まってるやろ!」
アバン「傷口に塩を塗ってきますね君は」
ダイ「わいを鍛えてくれや!そしてホンマもんの勇者になって魔王を倒す!」
アバン「頼み方はアレですがよろしい、では、オンライン契約をクラウドサインで」
ダイ「クラウドサイン!?」
アバン「説明しましょう、クラウドサインとは文字通り、紙、ハンコ、そんな旧人類的なものは一切不要、オンラインで契約書が締結できる優れたプロダクトですよ!詳しくはホームページで」

ダイ「やっとビジネスっぽい展開や、、、」
アバン「この時代、DX、デジタルトランスフォーメーションが必須ですが新型コロナウイルスの影響によってDXのXはEXperence(体験)になったんじゃないかという上手い意見を言う方も出てきましたね」
ダイ「しかも時勢をおさえてるやと、、、!?筆者どうしたんや!」
アバン「どうやら新型コロナウイルスでブレてしまった世界観を修正するのに入念な調査と漫画の掛け算に真剣に取り組みはじめたようですよ」
ダイ「真面目か!」

その時、空からガーゴイル(空飛ぶ悪の社員)が2人現れた。
ガーゴイルA「人間や!かっぱぐでええええ!!グエ!!」
マホカトールによってラテまみれになる2人
ガーゴイルB「ラテくっさ!これじゃあ中には入れねえ!」
アバン「どうやら魔王の偵察隊のようですね、ポップやっておしまいなさい」
ポップ「そんな時代劇みたいな、俺一人でですかあ?」
アバン「ラテラテで私はヘトヘトです、まかせました」
ポップ「ちぇーずりいな先生、やい鳥人間!俺が商談相手だ!」
ダイ「ツッコミなしやて・・・!?」

ガーゴイルB「このガキがああ!笑わせるなぁああ」
ポップ「メラゾーマ!(らゾーっとするほどの火力のッチ)」
ガーゴイルB「まさかのマッチ!!たいりょおおおおお!」
じじい「なんと、まだ少年なのにあれほど強力な魔法を、、、」
ガーゴイルA「きさまあ!マホトーン!(ひねりなく魔法を封じる魔法)」
ポップ「あ、あっがあああ」
魔法をつかえなくなるポップ
アバン「未熟ですねえ、ガーゴイルはマホトーンが得意だと教えたでしょう?」
ガーゴイルA「まとめてかっぱいでやるわあああ」
ダイ「させへんで!私こういうものでございます!(名刺ビシィイイイ)」
ガーゴイルA「丁寧なご挨拶!ぐふ!まだまだ!小汚い名刺ですなあ?」
ダイ「く!!」
アバン「ダイ君、これを」
ダイに転送されるアプリケーション
アバン「貸して差し上げます、由緒正しき伝説の営業アプリですよ?」
ダイ「営業指数向上!これならいける!」
ダイ「くらえ!本日はお日柄もよく!!!」
ガーゴイルA「お見合いみたいな挨拶でやられちゃうのおおおお!」
ダイ「や、やった、、、」

ポップ「さすが先生のアプリの力はすごいですねえ」
アバン『う~む?ほんとは来るときに無料でおっこちてただけのただの名簿管理アプリなのに・・・』
アバン「これはすごい逸材をみつけてしまいましたねえ」


やっとまとまりはじめたところで、続く

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※1話から読めるよ(´Д`)

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■第6話執筆後記
いかがでしたでしょうか、、、ドキドキ
コメントかTwitterで更新してる時にリプくれると嬉しいです。

新型コロナウイルスによりブレてしまった世界観ですが、良いきっかけとなりそうです。ビジネスコメディnoteのつもりでしたが、調べればわかることが多いので物足りなさをDX(デジタルトランスフォーメーション)、簡単に言うとITの推進に絡めた得意領域のSaaSプロダクトのつなぎこみで作っていく流れが決まってきました。(今更)

来週も元気でココで会えますよう、あでで(´Д`)

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