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インナーセルフに出会う旅〜自分自身の本質で生きる〜

インナーセルフという言葉に出会ったのは一年前。

気分の浮き沈みが激しく、体力に自信がない。いつもどこか不調で、身体が痛む。頭の中がわんわんモヤモヤして、エンジンがかかるまでに数時間かかる。

ヨガ、整体、トリートメント、カウンセリング、ありとあらゆるセラピーを受けたり、本を読んだりして一時的に元気を取り戻したり、癒されたような気になるけれど、すこし時間が経てば元通り。

そんな毎日が苦しくて、縁ある人からクリスタルヒーリングを受けた。インナーセルフ〜自分の本質〜に出会うセッションだ。

セッション中に登場する役割はいくつかいて、まずインナーセルフ。こちらは自分自身の本質で、今世なにをしに自分の魂が地球にやってきたのか、全て知っているらしい。

次にインナーチャイルド。癒されていない傷ついたこどものような存在で、何人か同時に自分の中に住んでいる。

あとは守護。こちらは高次元から守ってくれる存在。見守ってくれていて、困ったときにお助けしてくれる。

初めてセッションを受けた時、心身が消耗していたのは、本来の自分からズレた日常を送っているから。

興味のないものに興味のあるフリをしたり、周りの目を気にして自分が喜ぶ選択ができなかったり、本当にやりたいこと以外にエネルギーを使いすぎて気力が尽きていた。


そこに至るまでに思い当たるフシは沢山ある。

友人に、キムジョン○ルとあだ名がつけられたほど、厳しい母親の元、5分に一度は「ご指摘」がとぶ家庭環境。「お母さんに怒られないために何をするか、どう振る舞うか」が生きのびるうえでの第一命題。

おまけに、父親の仕事の都合で転校を繰り返す。積み木崩しのような人間関係。引越し業者の荷ほどきのごとくサッサと積んでサッサと壊す努力を重ね、外ヅラと環境適応能力が長けてゆく。誰とでも話せるし、相手が求める正解に自分を合わせにいくのが得意になった。

だから、転校、転勤、転職。

何度環境が変わっても全然へいき。

だったのが、出産後、ママグループの集まりでついぞ動けなくなった。

「あれ、これまたイチからやらなきゃだめなのかな… 」

外ヅラだけでやりすごすことが、自分の本質からずれていることにうっすら気づいてしまったのだ。

そこから私のインナーセルフに出会う旅が始まった。


実のところ、インナーセルフには会いたいのだけど、会えていない。まだ、時が来ていないみたい。会うためには、自分の内側をもっと感じて、傷ついたインナーチャイルドを癒してゆく必要があるらしい。


内側を感じるために意識する3つのこと


●他人軸ではなく自分軸で人生を生きる

-何のためにそれをするのか

-わたしはどう思うのか を、常に自分に問う

●うれしい、たのしい、を自分自身のために選択する

●湧いてくる感情を味わう


これまでずっと外側の世界に合わせることが、自分の処世術であり正義だった。

だからいきなり「頑張ることを捨てて、もっと内側を感じろ」なんて、「Don't think, feel」燃えよドラゴンのブルースリーみたいなことを言われても、正直悲しかった。

自分の中の傷と向き合うために、めちゃくちゃ痛くて面倒くさい体操もコツコツ続けないといけないし、こんなスピってるあやしげなこと続けて意味あるんかな、、、と思うこともある。

何もしなくても、幸せな人だっているのに何でこんなことしなきゃいけないんだって情けなさもある。


けれど、そんな気持ちとは裏腹に、自分を知ってゆくほどに少しずつ内側が癒されてきている実感がある。(癒されて、感情を感じきると自然と涙がでてくる)

自分と向き合うのはしんどい。傷ついた自分を受け止めるには覚悟がいる。怖いし面倒くさいから、つい外側の世界の楽しそうなことに意識が逸れてしまう。

それでも、答えは自分の中にあるのがわかっているのに、自分をごまかし続けて生きるわけにはいかない。

わたしの中のインナーチャイルド保育園のこどもたちは、癒されるのを待っている。サポートしてくれるメンターも、守護も、まだ見ぬインナーセルフも見守っていてくれているのだ。

インナーセルフに出会う旅はつづく。




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