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心の拠り所

母から小包が届いた
その中に手紙も入っていて
最後に「〜〜〜〜ごめんね」と書いてあった

謝罪をするということは
悪いことをしたと思っているから?
でも
当人はそうは思っていない
虚しくてぽっかりと穴が空いている
空虚な気持ちがなかったとは
言いきれないけれど
あなたを許しても許さなくても
それが埋まることはなかったからだ


何もなかったように取り繕って日々を重ねても
それは埋まらない
物やお金があったとしても
薄い膜がはるだけで
まるで金魚すくいの網のように破れた



気分転換に森林浴へ行った
ここは心のオアシスだときこえた



人は産まれて家族の一員となり
親子関係や兄弟や親戚など誰かと関わりながら
生きてゆく
そんな中いろんな感情を味わう
孤独を感じたり1人じゃないと安心を
感じたりする中で
人を信じる素晴らしさや難しさを知る

本音で言いあったりつい嘘をついてしまったり
様々な思い出を刻む
人は成長の過程で
心の拠り所を求め始める
それは
友人や読書やゲームや特定な空間かもしれない
落ち着く拠り所を人は求める
それは
1人に一つの世界があるからだろう
1人の時でも大人数でも
その世界を彩りよく穏やかに過ごせるように



幼少期は家族から安心を得て
成長期は友達やスポーツやネット環境など様々
成長する過程で人や物の繋がりと共に
自分との繋がりを意識し始める
その時に
心の拠り所や安心する場所を
見つけているのか  いないのか
心を柔軟に自由に形どれるかどうか
自分の中でそれを創れているのか
いないのかを知ることとなる

それが
依存になってはいないだろうか?
その世界の枠の中だけで物事を決めては
いないだろうか?
お金さえあれば大丈夫だと思っていないか?
この人さえいればいいとか思ってはいないか?
と問う

依存が悪いことではないけれど
それがなくなってしまったら
魂が抜けたようになり
幸せを感じることや心が満たされることから
離れてしまうのは……


負のループのような罠にハマってる
                                       場合でもない


心の拠り所
幼少期は家族がその役目となる
唯一の存在
その時期に安心感や満足感をたっぷりと
味わうことで
反抗期になっても大人になっても
1人でも大丈夫と心の中にある羅針盤を信じて
苦しみや悲しみを乗り越えられるのでは
ないでしょうか

パートナーは
釣りばっかり!
またゴルフ?と
愚痴るよりも
心の拠り所に出かけるのか…と捉えて
自分もそれに負けないくらい愉しめばいい!
じゃあ次は私の番ね!と好きな事をする

家族よりも趣味を優先しているときは
何を言っても響かない
きっとそれは
家族を大切にしていないのではなく
ストレスが溜まっている とか
心のバランスが取れていないサイン とか
今のストレスを流せないようなトラウマが
あるのかもしれない

相手を責める前に互いに手をとりあい
その悲しみを一緒に探してみる
争いも少なくなるし
この人がいるからがんばろうと
「いつもあなたの笑顔が心から離れない」
きっと1人でも大人数でも大丈夫
心が満たされて力が継続される


心が安心して満たされたのなら
依存や葛藤から卒業して
共存できる逞しさが生まれます
ストレスがあってもそれを何かで埋めようと
しなくても大丈夫!とこれはこれでいいと
受け入れることができます

納得できないことでも
まぁいいかぁ と気楽に過ごせる
なんとなく楽しいなぁと心が軽くなる
100%じゃなくてもいい
なんとなく が丁度いいかもです。




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