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YOSHIKIさんの「逆流」という表現


先日のモニタリングを視聴して印象的だったことを書き留めたいと思う。

世界で活躍されているピアニスト・YOSHIKIさんが発した「逆流」という言葉。
「これから先、5年後や10年後どうしていると思うか?」という問いに対して回答するときに使っていた。
YOSHIKIさん曰く、「今までの人生、逆流のなかを必死に生きていた。その流れに流されないように走り続けていた」という。また、「止まってしまったら、後ろに流されてしまう」とも言っていた。
あれだけ著名で数々の功績を残している方でも、そのような不安と向き合いながら過ごしているんだなあと驚いた。でもむしろ、後から振り返ってみると、そのぐらいのストイックさがあってこその今の人気なのかもしれないと思えた。

今後活躍していく未来の若者たちに、ミュージシャンの道を切り開いてあげたいという言葉も心に残った。
YOSHIKIさんに憧れてミュージシャンを目指す人は絶対にいるだろうし、そういった人たちのお手本として、先駆者として全うする姿って本当にカッコいい。

「ピアノを弾かなくなるのは死ぬとき」。
まさにピアノを誰よりも愛し、ピアノ=アイデンティティーともいえるのではないか。
海外生活で孤独を感じても、自らが奏でる音楽に救われることがあるらしい。それほどまでに生活の中に音楽が浸透しているのだろう。
心のこもった演奏にいつも思わず聞き入ってしまう。
そのピアノの音色にはまさに彼の人柄があらわれている気がするし、
心が浄化される気がする。
これから先も長く音楽を届けてほしいなあ。


いまは変化の多い時代。
逆流のなかで歩みをとめることなく、
変化に対して柔軟に、自分の軸をもって生きていこう。

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