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「人と同じ仕事はイヤ!」わたしが選んだTVの映像編集という職業のはなし #03

こんにちは!
フリーランスの映像クリエイター、あかさんと申します🍎

ここでは
実際にわたしが8年間いたテレビ業界から
TVの映像編集≫ についてを綴ります。

前回のはなしはコチラから↓

※はじめに

わたしがTVの映像編集をしていたのは
数年前の出来事です。

現在は働き方改革によって
労働環境が改善されている職場もあります。
ご了承ください。


*面接でうけた洗礼「ウチは○○だけど大丈夫?」

わたしは面接が得意らしく、
就職センターでの面接練習も2回しか受けていません。
(さすがに2回はやった気がする)

高校入試の面接練習では、中学の校長先生を相手にして
100点満点という、担任もビックリの点数を出したほどです。

ただ、得意というだけで好きなわけではありませんが…。

面接の当日、緊張しつつ会社へ向かい
国語や数学などの簡単なテストを受け、いざ面接。

面接官は2人でどちらも男性でした。
役員の方と、入社後に直属の上司となる技術課のリーダーの方。

主に技術課のリーダーと受け答えしていきます。

自己紹介や志望動機など、答えを用意していた質問が終わると
「まあ音響科にいたら知ってると思うけど」
という前置きをして、こう聞かれました。

「ウチは基本、出勤すると徹夜だけど大丈夫?
 朝来て朝帰るって感じで」

😇

前回の記事を読んでいない方は
ぜひ確認していただきたいのですが
明らかに募集要項に反しています。

でもわたしは、逆に募集要項をみたときに
「これ嘘じゃん(笑)」と思っていたので
逆に面接時に伝えてくれたことを、誠実だなと受け取りました。
(それもどうかと思いますけどね)

というのも、現役MAの講師の方々が
普段の授業で業界のはなしをしてくれていたからです。

「遊ぶヒマがなさすぎてお金が貯まる」
「もはや会社に住んでる人がいる」などなど…

なので
「徹夜は大丈夫です!夜型ですし」と答えたら
じゃあ昼間は眠いってこと😏?と突っ込まれて若干焦りました(笑)
(そりゃそうだ)


*正式な内定をもらうため、受けた研修のはなし~その1~

その後、社長による最終面接も終わって
仮内定の通知が届きます。

なぜ仮の状態なのかというと
内定を確定させるには、とある研修を受けることが必須だからです。

それは

『実際の現場に入り、徹夜で見学すること』


仕事での徹夜を経験してみて
もしムリそうだったら辞退できますよ、とのことでした。


面接で「夜型です」と言った通り、夜更かしには慣れていました。
ひとたび熱中してしまえば、たとえばわたしの場合は読書がそうですが
授業のある平日でも気付いたら朝4時になってた、なんてザラ。

だから徹夜は得意だと、
少なくとも研修前はそう思っていました。

迎えた研修の日。

まずは会社の事務所へ行って研修の旨を伝え、
事務の方に編集室まで案内していただきました。
「長いと思うけどがんばってね」

編集を見学するのは、わたしも見たことがある番組でした。

編集の仕事を実際に見れる、しかも知っている番組。
ワクワクとドキドキが混ざりつつ
研修用レポートを手に、箱――編集室のことを箱といいます――に入りました。

つづく



ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
楽しく読んでいただけているでしょうか?

執筆のチカラになりますので、スキを押して応援いただけたらとっても嬉しいです💕
(コメントもお待ちしています!!)

あかさん🍎

次のはなしはこちら↓


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