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雨の西表島

4月7日
一昨日行く予定だった西表島。
今日行くか決めかねているうちに昨日は寝てしまった。
ゲストハウスのカプセルルームで寝て起きたら7時過ぎ。
西表島へ行く船は2つの港があるので別々の便になる。
大原行きという路線は8時半出航の便があるのは分かっていて今なら間に合うなあと少し考えたがとりあえず行くかと出かけることにする。

荷物をまとめ離島ターミナルに。
チケットを買うとまたブルーシールアイスを食べながら乗船。

マンゴーをいっておく

船に乗るとほぼ満席状態。
小一時間で西表島に到着するのは意外に近い感じ。
外は結構な雨が降っていて港から出るのは難しい感じ。
まずは移動手段を確保すべく港にいるレンタカー屋に聞くが空いてないそうでネットで調べて電話をする。
平日でこの天気なら空いてるところはあると思う。
2件目で今日借りられるとのこと。3日間借りたいと言うと即答はされずとりあえず迎えに来てもらえることに。

サンルーフ付きなのが良かった。

無事レンタカーは確保できた。
次は宿。
車に乗りGoogleマップで近くを検索して電話をすると無事2食付きの宿を予約できた。
やっぱりなんとかなるものだな。

どこに行けばいいかよく分からないがメインの通りは一本らしい。
端から端まで行ってみることにする。

通りの最南端に行くと記念碑が。

片方の端まで行ったので引き返すことにする。
最初に到着した港に行くとちょうど石垣島に戻る船が出るところ。
さっき到着した時は足も宿も決まっていなかったのでゆっくり見れなかったが今は余裕の状態なので一通り見てみるとマングローブツアーみたいなのが出ているらしい。
最終日に行ってみようかな。

メインストリートを進んでいくと西表島の野生動物保護センターがある。
イリオモテヤマネコの特性などを見ると毛の種類は1種類みたいだ。
三毛とか白とか黒みたいにならないんだな。
西表島の生態系の頂点にいるというのも新たな発見。
しかも泳ぐらしい。

尻尾が太いのだ

楽しくイリオモテヤマネコを学び出発。
水牛車乗り場をすぎ上原港へ。
雨でも水牛車は出てるみたいだけどせっかく3日いるんだから晴れた日にしよう。

昼になったのでメシとしたい。
今日は朝食べてないので昼は店で食べたい。
道中食堂があるが駐車場が分からなかったりで何軒かスルーした後に居酒屋風の店があり、ランチののぼりがあったのでそちらに入る。

一見して居酒屋の感じで店に入ると寿司屋の感じ。
カウンターの端に座りメニューを見るとこちらは夜のメニュー。
ランチメニューは別にあった。
唐揚げ定食とか普通の定食メニューに沖縄そば、店内のボードにはカレーもある様だ。
やいま丼という海鮮丼もある。
唯一の1000円メニューで他よりちょっと高い。
寿司屋の海鮮丼なら期待できそうだなとそちらを注文する。

程なくして着膳。

海鮮丼と味噌汁かと思ったらミニミニ沖縄そばに豆腐、ミミガーの小皿が付いてくる。
丼というよりは平べったい皿に盛られていて高級感があるな。
メシの方も海苔や玉子が乗っていてちらし寿司風なのがいい。
刺身の味やネタの種類は特別すごいというのはではないかもしれないが、価格と内容で言えば安い部類で地元向け、観光地価格ではない。
石垣島で食えば1500円とか取るだろう。
これで1000円はコスパはかなり高い。
量もまずまずあり満腹になる。
ガリが別の壺で出てくるのもいい。
ふらっと入ったにしてはなかなかいいチョイスだった。

そこからメインストリートの終点白浜港までドライブ。
途中ビーチにも行くがペットボトルなどの漂流物が打ち上げられ綺麗とは言いがたい。
波照間島と比べると海流とかの関係で西表島に流れつきやすいのかな。

大量のゴミが流れ着くらしい

終点の白浜港からは目の前の島に行く船が出ているらしい。
待合所に入ると西表炭坑の歴史が掲示されていた。
昭和初期に過酷な労働を強いられていたそうだ。
稼げるという甘い言葉で旅費を借り入れて現地にくるとその場所でしか使えない通貨しか渡されず生地獄という場所だったらしい。
カイジの地下労働と同じようだ。

今ではシュノーケリングをしたりマリンレジャーに行く場所みたいだが。
とりあえず端まで行ったので元来た大原に戻ることにする。

帰りにいくつか売店やスーパーに寄ったけど値段の差が思ったよりあるみたいだな。
16時ごろには予約した宿に到着。
早めに一杯やるとしよう。

荷物を置き車を港の駐車場に停めてチェックイン。
3泊予約した宿はスーパーも近く立地は抜群にいい。
ゲストハウスと銘打っているが部屋は水回りがないだけで普通の個室。
2食付きで1泊9500円。
あまり食事処がなさそうなので食事付きはありがたい。
宿のマスターに施設案内をしてもらう。
製氷機とウォーターサーバーがあるのは助かる。
泡盛の水割りが存分に飲める。
荷物を部屋に入れて風呂に入る。
さっぱりしたところで泡盛の時間。
いりおもてというネコが描いてある物を買っておいた。
ロビーみたいなところで西表島の本を読みながらやる。
なかなかいい気分だ。

夕食メニューは20種類から選ぶ。
1番がイノシシ焼肉定食。
こちら1番人気との事。
波照間島で食べたイノシシカレーの肉はクセがなく柔らかで美味かったので期待したいところ。
宿の共用スペースで1人泡盛をやっていると時間になる。

バリ旨です。


鉄板の肉だけのでなく野菜炒めの上にイノシシ肉が並んでいるスタイル。
酒を飲みながらだと焦がさないこちらの方がいい。
ライスはジューシーと白米どちらも食べ放題なのがウレシイ。
最後はジューシーで満腹になるまで食べられるな。

小鉢のもずくは生姜かと思ったらニンニクだった。
なかなかいける。
サラダもドレッシングが5種類ある。

まずは肉を一枚。
やはり旨味の詰まっていながら臭みや癖がなく柔らかいという自分的にはかなり点数が高い肉。
なんでもエサのどんぐりが豊富でとてもデカいそうだ。
西表島はヤマネコがいる関係で野生動物にはとても気を遣っていて野良猫なんかもいないらしい。
イノシシが栄養たっぶりのどんぐりを食べているのが美味さの秘訣なんだな。
冬の間はイノシシ猟もできるそう。

そんな貴重なイノシシ肉はあまり流通してないらしい。
かなり希少なのは良くわかる気がする。
石垣島でイノシシを出している店もあるそうだが多分かなり高くなるだろうな。
都内に行けばとんでもない価格になりそうだ。
昔は生肉で刺身もあったそう。

この定食はふんだんにイノシシ肉が使われている。
美味さについついビールが進む。
試してないがワインには絶対に合うだろう。
イベリコ豚の様にオリーブオイルをかけるのも確実に美味いと思う。

石垣島からイノシシを食べにくるのもアリ。
こちらの店は宿泊施設だが食堂の営業もしているようで1700円とあった。
宿の料理としてはかなり強くおススメできる。
最後にジューシーをおかわり。満腹。
食後は沖縄本を読みながら泡盛。
近くのスーパーでIMUGEという芋風味の泡盛を買って濃いめでやる。

離島で初めて見たラベルの泡盛いりおもて
IMUGEは芋の甘みが強烈!

明日は何をしようかなと考えるが何も決まらず就寝。

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