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#16 第2フェーズ抗がん剤治療1回目その後


無事に第2フェーズに入れた私です。

先生:まぁきついよね。しんどいよ。
先生:だって3回分だからねぇ〜。
先生:うん。しんどい。
先生:この薬あんまり使わないんだよね〜
先生:まぁ、様子見るために、3日後また来てください。

第2フェーズに入れたけど、恐怖しかない!
毎度のことながら、先生、めっちゃおどすやん。

嫌な予感しかしない

3日後と言われていたけど、正確には4日後です。
木曜日に抗がん剤投与して、月曜日に診察に行きました。

特にこれと言って変わったような感じはしていませんでした。
なんかふわふわするわ〜とは思ってました。
いつものように採血して、ひたすら待って、いざ診察へ。

先生:どう?
私:ん〜特に変化はないけど、なんかふわふわします〜
先生:だろうね〜。ジーラスタしましょう。
私:え・・・ジーラスタ嫌です!!
私:ジーラスタ嫌!!
私:ジーラスタ打った後がキツイんです!!
私:ジーラスタ嫌です!!
先生:白血球3000切ってるからね〜
先生:3000切ったら要治療なんですよ。
先生:ん?入院する?
私:・・・ジーラスタ打ちます・・・
先生:そうしようね〜

ということで、第2フェーズでもジーラスタを打つことになりました。
当初使う予定だった「パクリタキセル」では、ジーラスタは打たない予定でした。
第1フェーズが終わった時に、やっとジーラスタから解放されると思ったのに・・・
第2フェーズでも、ジーラスタ登場しました。

ジーラスタは、少なくなった白血球を増やすために打ちます。
皮下注射です。
薬が入ってくる時に異様に痛い。
激痛でなく鈍痛。
我慢できるけど、痛いもんは痛い。
副作用も割と激し目。
しかも、1回3万オーバーの超高級お注射です。
えぇとこ1個も見当たりません。

アブラキサンのせい?ジーラスタのせい?

第2フェーズは、第1フェーズよりきつかったような気がしなくもないです。
ふわふわの上に発熱がのっかってくるのが一番つらかったです。
38度超える日があったのがしんどかったです。
体に力も入らないので、たまにゆっくり動いて、他は寝て待つのみです。
私は超健康体なので、熱を出すこともありませんでした。
発熱はこたえました。

ジーラスタ打った後にこの症状が出るので、ジーラスタのせいだと思います。
でも、第1フェーズでは微熱だったので、アブラキサンとジーラスタの合わせ技かなと思います。
第2フェーズも容易にはいかないことがわかりました。

3週間に1回の投与ということが唯一の希望でした。
休薬期間長いのが嬉しかったです。

感染症には気をつけろ

苦難はまだありました。
第2フェーズ突入前に、旦那から体調不良だと連絡。
流行病疑惑。嫌な予感。
荷物まとめてすぐに実家に避難。
この対応が良かったとは言えないけど、この時はこれしかできませんでした。
結局、流行病ではありませんでした。

ただでさえ、感染症に気をつけてと言われているのに、流行病のおかげで余計なことも気にしないといけなくてちょっと大変でした。
このご時世、病気の治療するにもものすごく気をつかうなぁ〜と思いました。
流行病になることよりも、治療が止まってしまうことの方が怖かったです。
どちらかというと治療は順調に進んでいた方なので、止まる方が嫌でした。

無事に疑惑も晴れたので、第2フェーズにも進めました。
神様仏様ご先祖様ありがとうございます。
私は本当についている!
しばらく実家で過ごしてました。

『がんになったけど、流行病になってない。』
私の人生をかけたギャグです。
今現在も家族誰1人流行病にはなっていません。
なんなん!!

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