私はズボラです。 人の目もあまり気にならないタイプです。 ズボラな人間が、抗がん剤治療による脱毛期に使ったグッズを紹介します。 ウィッグ① 抗がん剤治療をするとわかった時に、まず思ったことは「ウィッグ買わねば!」でした。ウィッグは、合計2つ購入しました。 1つ目は、いつも行っている所の美容師さんにお願いして、医療用のウィッグの見本を取り寄せてもらいました。 用意してくれたのは、「フォンテーヌ(FONTAINE)」というメーカーのものでした。 人生の大半をボブ(おかっぱ
友人の家は果樹園 一昨日、友人のお父さんが亡くなりました。 膵臓です。 60代です。 こんなことってありますか。 友人のお父さんは、果樹園を営んでいます。 小さい頃から、色々な果物を食べさせてもらいました。 桃、いちじく、柿、みかん・・・ この辺りはお店で買ったことがありません。 「この前、○○でおっちゃんとこの買うたでー!」と言うと、「買わんでえぇー!」と言って山盛り届けてくれていました。 贈答用で誰かに送るときは、その時の旬の果物でした。 ネットが一般家庭に普及した
無事に第2フェーズに入れた私です。 先生:まぁきついよね。しんどいよ。 先生:だって3回分だからねぇ〜。 先生:うん。しんどい。 先生:この薬あんまり使わないんだよね〜 先生:まぁ、様子見るために、3日後また来てください。 第2フェーズに入れたけど、恐怖しかない! 毎度のことながら、先生、めっちゃおどすやん。 嫌な予感しかしない 3日後と言われていたけど、正確には4日後です。 木曜日に抗がん剤投与して、月曜日に診察に行きました。 特にこれと言って変わったような感じは
長らくほったらかしにしていました。 その間に、2つ目の手術をしました。 なかなか現在まで到達しない記録ですが、私は元気です! 今度こそ第2フェーズ突入! 前回、アルコール不耐性の体質によりskipしていました。 使えなかった薬→パクリタキセル SNSを見る限り、ほとんどの方がパクリタキセルを使っているようです。 私と同じような方もたま〜に見かけます。 今になって思うことは、使える薬があることはありがたいことだということです。 いつものように、総合受付を済ませて採決をしま
アルコール不耐性の影響 私は、お酒が飲めません。 多くの人が飲むような弱目のカクテルなんかなら、2口くらい飲むと真っ赤になって頭が痛くなります。 ビールは飲んだことがありません。 注射や点滴の時の消毒も、アルコールを使わないようにしてもらっています。 よくあるアルコールの手指消毒もほぼしません。 この体質が、抗がん剤治療に影響があるなんて思いもしませんでした。 薬が使えない! 第二弾の抗がん剤治療では、「パクリタキセル」という薬を使うことになっていました。 事前の説明
興味があってもなくても 興味があってもなくてもハマるのが、スポーツの国際試合だと思います。 私はサッカーと野球なら野球の方が好きです。 WBCは楽しみにしていました。 優勝までの盛り上がりもすごく楽しかったです。 オオタニさんやヌートバーにもハマりました。 やんちゃななイメージしかないダルビッシュが大人になっていて胸熱でした。 私の野球熱が一番高かった時の選手がコーチしていたりするのもワクワクしました。 野球は自己犠牲が必要なスポーツだと聞いたことがあります。 送りバント
言葉難しい病気になったことを伝えたのは、信用している人ばかりです。 この時伝えた人たち以外にも、治療が進むにつれて伝えた人は増えました。 はっきり言って、「伝えられても困る内容」だと思います。 「言わなくても良かったかなぁ」「気を遣わせなぁ」「申し訳ないなぁ」と後で思ったこともあります。 私は人に恵まれています。 家族、友人、同僚、お医者さん、看護師さん、、、などなど、、、 ありがたいことにみんなに恵まれてます。 それでも、モヤモヤすることも稀にあります。 ステージは?
「抗がん剤」に対する間違ったイメージ 抗がん剤治療というと、ドラマのイメージしかありませんでした。 おえおえ吐きながら痩せ細る。 髪の毛がごっそり抜ける。 自分が実際に経験してみて、ものすごい偏見の塊だということに気づきました。 もちろん、イメージ通りのこともありましたが、メディアの刷り込み、しかもアップデートされない古い刷り込みって恐ろしいなと思いました。 まず一番驚いたことは、抗がん剤治療が外来の通院でできるということです。 入院しなくていいんです。 何も知らない私に
一区切り 1種類目の薬は、2週間おきに4回の抗がん剤治療でした。 血液検査がクリアできれば、これで一区切りつけます。 4回目の血液検査の結果、抗がん剤投与可能となりました。 点滴できるとわかるとホッとします。 うまく進まないと分かってはいても、やっぱり順調に治療が進む方が精神衛生上良いです。 と言っても、しんどい思いするのが目に見えているので複雑ではあります。 採血はつらいよ 前回の記録のように、採血難ありなので採血の瞬間は祈るような気持ちです。 1回失敗くらいは覚
今回は大丈夫 skipから1週間後のことです。 前回は肝臓の数値が高くて、3回目の抗がん剤治療がskipとなってしまいました。 処方された肝臓の薬を飲んだこともあってか?今回は正常値でした。 無事に3回目の抗がん剤治療のGOサインが出ました。 それにしても、待ち時間は変わらず長いです。 採血検査の結果がわかるのに1時間くらいかかります。 これが待ち時間の長さにもつながっているのかなと思います。 1日潰れますが、もうこれは仕方ないです。 看護師さんが集合する採血 わたし
わたしの乳がんは遺伝性 遺伝子検査については、#7で記録しています。 「陽性」ということは、わたしの乳がんは遺伝性のものだということです。 陽性だからと言われても、この時のわたしは深く考えていませんでした。 後に、手術するときや将来的なことを考えるときに現実を突きつけられます。 わたしは「がん家系」です。 曽祖父、曽祖母、祖母、祖母の妹2人が何らかのガンです。 全て父方です。 この遺伝は父方からのものだろうということです。 祖母の妹の内の1人が、わたしと同じ乳がんでし
まさかの3回目スキップ 3回目の抗がん剤治療のために病院に行きました。 流れはいつもいと同じです。 採血・尿検査→診察→化学治療室 この日も、採血と尿検査を終わらせて、待合で待っていました。 採血と尿検査の結果が出るまでは診察できないので、 大体1時間くらいは待ち時間があります。 (1時間以上は待ってます) 待ち時間は、本読んだりテレビみたりトイレ行ったりします。 永遠に感じるこの時間。 いよいよ呼ばれて、診察室に入りました。 開口一番に、「今日はだめ。やめときましょう
古村比呂さん再々再発 古村比呂さんがYouTubeで再々再発の報告動画をUPされました。 動画を見て涙が出ました。 芸能人の病気の報告で涙が出たのは初めてです。 私も抗がん剤治療中にいつも動画を見ていました。 古村比呂さんのチャンネルでは、科学的根拠に基づいた標準治療のお話がたくさん聞くことができます。 ご自分の経験が全てだということは絶対に伝えないチャンネルです。 あくまでも1例であるということを必ず伝えてくれています。 古村比呂さんは、2012年に子宮頸がんが発覚して
我が家はガン家系 1回目の抗がん剤治療前の診察で先生に聞かれました。 この時は、両親も一緒に行っていたので、全員伝えてもらいました。 私には誰がなんのガンなのかわからないくらいガン家系でした。 人間ドックでも、これまでの診察でも結構適当に伝えてました。 【父方】 祖母(???)、祖母の妹2人(乳がん、肺がん)、曽祖母(子宮?)、曽祖父(肺がん) 【母方】 曽祖母(???) もう既に記憶にないくらい、みんなガン。 私が生まれた時には、祖母と曽祖母は既に亡くなっています。 こ
前回の投稿からだいぶ時間があきました。 これを書いている現在は、投薬→手術が終わっています。 同時に記録をしていきたかったけど、気分の問題で期間があきました。 元気です。 抗がん剤治療2回目のその前に 1度経験すると、受付から会計までの流れもイメージできるので安心です。 次にどんなことがあるか知ってるって大切だなと思いました。 #1でも書きましたが、投薬できるかどうかを判断するために採血があります。 採血は毎回必ずあります。 1回目から2週間経っていることもあり、検査の
初めまして、先生! 本来なら前回の結果発表の時に、主治医と初めて会う予定でした。 先生がお休みだったので、この日が初めて主治医に会う日になりました。 私の病状と今後の治療方針を再度説明してくださるとのことで、 家族と一緒に行きました。(夫&私の両親) 大きな病院なので、毎回の待ち時間は長いです。 本当に長いです。 予約していても1時間は軽く待ちます。 診察室に呼ばれた時は、病院に入ってから2時間は経ってました。 (その間に、血液検査や薬剤師さんの説明等もありました。)