“おかあちゃんの事がきらいやった”〜思い返せば…
おはようございます。
しもやけの指がパンパンに腫れて痛い
燈由菜です。
両親と同居し出して8年になります。
一緒に住み出した頃は両親共に、まだまだ元気で父の頑固さも健在でしたし、母も友達と観劇や食事に良く出かけていました。
二人が衰えて来たのは、ここ4年ほど前からです。
それまでは、私が手を貸す事も無く何でも自分で出来ていたのです。
4年前に二人が揃って、ケガや持病の悪化で交互に入院や手術をしました。
いくら仲が良いからって、そこまで一緒にならなくていいのに…と思いましたが
なったものは仕方ありません。
今まで母に任せていた家事を分担する様になり、通院も両親達だけでは、内容が先生にも家族にも上手く伝わらない事があり、その為に車を購入し私が同行する様にもなりました。
世間でも良く言われている事ですが
年老いた親でも、自分の事は自分でさせる!とか
家事や買い物もしてもらう!とか
『何かしら役目を与えておかないと、余計にボケる』と…
今、思うと
その通りなのかもしれません。
父は、典型的な亭主関白な人なので元から家事は一切やりませんし、どこに何があるのか?も知りません。
全て母が管理して、甲斐甲斐しく父に尽くしていました。
同居し始めた頃は私も正社員でフルタイムで働きながら、夜のバイトもしていましたので
今とは逆で、家の事は全て母がしてくれていました。
食事の支度、買い物、洗濯。。。
有難いと思っていましたが、中々素直に口に出してお礼は言えません。
ある日
母が「家の事、全部やったってるのに、ありがたいとも何とも思ってないやろ!」と私に言った事がありました。
いやいや、思ってるけど突然そんな事言われると
「はぁ?!」てなってると
「感謝しーや」と追い討ちをかけてくる。
嫌でした。
そう言う言われ方をするのが…
嫌だったけど
こんな事も、今思えば 母がバタバタしてるのに、仕事から帰って来て食べるだけの私を見てイライラしていたのだと思います。
そう、冷静に少し離れた目線で考えると
相手の気持ちもわかるのですが、その時は『こっちの気持ちもわからんと、何を急に言うてくるの?!』と腹が立ち言い返したと思います。
そしてお互い言いたい事を言い、口喧嘩になり、どちらも気分が悪くなる事の繰り返し。
第三者からみると
「言いたい事を言い合えるのが親子やから、いいやん」て言われるけど
ほんとにイイのか?は、良くわかりません。
言い合ってスッキリするとか、解決するなら良い事だと思いますが、お互い気分を害するのですから
私にはマイナス作用だった様に思います。
noteと出逢って
『母親』との付き合い方
『母親』への思い
を綴られている方が沢山居られる事を知りました。
そんな色んな方の記事を読ませて頂く事で、私も改めて自分の母について振り返ってみる気持ちになれました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
また、遊びに来て頂けると嬉しいです。
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