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就労継続支援A型事業所でnoteを始めてみた感想

就労継続支援A型事業所で、noteを始めてから、約一週間が経った。

noteを始める目的は、ライティング部門でも収益化を図ることだと、支援員さんに伝えられた。
そんなこともあり、最初は、やる気いっぱいで始めたnote。

しかし、一週間経った、今。
正直な感想として…とても苦戦している。

うまく説明できないけれども、とてもやりにくい。
何を書けばいいのかも、分からなくなってしまった。

フォロワーさんもなかなか増えないし、スキも思うようにつかない。
この間なんか、ダッシュボードを見たら、あんまりにも見られていなくて、ちょっと落ち込んだ。
数字が全てではない。
こんなことに振り回されては、ダメだと思いつつ、カッコつけている言い方と思われるかもだけれど、でも、一応、文章を書かせてもらってお給料を頂いているので、こんな不甲斐ない結果になって、会社に悪い気がしていた。

自社メディア、AKARIでは、コメントをたびたび頂いたりしていた。
嬉しくて、嬉しくて、たまらない毎日を送っていた。

noteに挑戦することになって、心のどこかでnoteは一般の人がたくさん書いている場所で、AKARIとは全く難しさが違うから、「多分、AKARIのようにはいかないだろうな」と思っていたけれど、どこかで「noteで成功するんじゃないか」と甘い希望を抱いていた自分もいた。
でも、結果は惨敗で、正直、辛かった。

私、才能ないのかな…。
ライターの夢、諦めたほうがいいのかな。

落ち込んでいる最中、思い切って、ライティング担当の支援員さんに相談してみた。
業務時間中だったし、お忙しいのは分かっていたけれども、いても経ってもいれなかった。
その直前、実は、今回の件が関係あるかは分からないけれども、もどしたりしてしまっていた。
心も、体も、悲鳴をあげていたからだ。

結構、長文で送ってしまった。
しかも、連投してしまって、申し訳ないと思いつつ、心をどうしようもなかった。

noteを始めて、ほとんどの人が読んでいないので、誰に向かって、どう書けば良いかわからないこと。
自分は、SNSが苦手でいつもフォロワーやいいねがつかず、今回のようなことになってしまうから克服したいこと。

そんなことを思い切って伝えてみた。

きっとうざがられただろうなあ、と思っていたら、支援員さんは思ってもいない反応だった。
すごく長文で返してくださったのだ。

まず、まだまだフォロワーは少ないし、読む人が少ないことは、当たり前なのだから、焦ることはないということ。
それから、SNSでの処世術みたいなのも教えてくださった。

最後に、
私の「ライターになりたい」という夢。
これは、正直、自分もどうなるかはわからない。
でも、心から応援しています。
とのことだった。
そうして、こう伝えられた。

「ライターになりたいなら、『自分の書きたいもの』ではなく、『自分や誰かが読みたい記事』を書くべきです。」

ああ、そうか、とちょっと反省してしまった。

私は、いつも「自分の書きたいもの」ばかり書いてきた。
正直なことを言うと、ターゲットなんかあとで考えたりしていて、それは本当にいけないことだったと思う。
プロとしての自覚が足りなかった、と反省した。

これからは、「自分や誰かが読みたい記事を書く」ことを模索していこうと思う。
この文章だって、どこかで「自分の書きたいもの」だし、100%「自分や誰かが読みたい記事」とは言えない。
今日で、「自分の書きたいもの」を書くことは最後にして、次回からは「自分や誰かが読みたい記事を書く」ことを本気で考えて書いていこうと思う。

noteはやっぱり、AKARIのように優しくはなかった。
でも、支援員さんのように、私を応援してくださる方はいらっしゃるから。
それに、読んでくださっている方もいらっしゃる。

その方々のためにも、裏切らない文章を必死で書いていきたい。

支援員さんのおっしゃるように、本当に、私の「ライターになりたい」という夢はどうなるかわからない。
就労継続支援A型からライターになって卒業できるのか、ということや、精神の障がいを抱えながらできるのか、とか。
そもそも私にそんな素質があるのかとか。
でも、これからも、「ライター」という夢に向かって、一生懸命書いていきたい。
そんなことをもう一度思わせてくれた、支援員さんのお言葉だった。
TANOSHIKAでせっかく見つけさせてもらった夢だ。
あと、もう少しだけ、諦めずに頑張ってみようと思う。

noteは正直、うまくいかないことも多いけれど、私は、就労継続支援A型事業所で、お仕事としてnoteに挑戦をさせて頂いて良かったと、心から思っている。

とても勉強になったし、何より自分の成長を感じているからだ。

これからも、ここ、noteで、人のために、必死でものを書いていきたい。

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