雨宮まみさんに救われた、noteに行き詰まる私
自分の文章が嫌いだ...という記事を先ほど書きました。
自分の文章が嫌いだ...と書くこと自体、読んでくれている人には失礼に当たるよなあ、と思いつつも、どうしても自分の文章が好きになれなくて書いてしまいました。
そんな時、ふと大好きな雨宮まみさんのことについて書かれた、この記事に出会いました。
ご存知の方も多いと思いますが、雨宮まみさんは、すごくファンの多いライターさんでした。
私は常に「雨宮まみさんのようなライターになりたい!」と思って、文章を書いています。(私の記事は雨宮さんとレベルが違いすぎて、似ても似つかないものですが)
ここで初めていうかも知れませんが、雨宮まみさんのブログ『戦場のガールズ・ライフ』を参考に、私はいつもここの記事を書いています。
『戦場のガールズ・ライフ』を見て、それから咀嚼、自分の記事を書く...というスタンスです。
『戦場のガールズ・ライフ』はそこまでブログの記事数もめちゃくちゃ多い!というわけではないので、もう何度も何度も同じ記事を読んで、暗記しているところもあるくらいです。(興味のある方は読んで欲しいブログです)
そんな雨宮まみさんが、著書の中で「セックス・アンド・ザ・シティ」の話を用いて、「結婚の難しさ」について語っていたそうです。(こちら、冒頭で挙げた、とある方のブログからの雨宮まみさんの文章の引用です。)
これを読んだ時「私の書きたいものは...やっぱり雨宮まみさんのような文章だ」と思いました。
雨宮まみさんは、女性に強く刺さる文章を書かれていて、私の胸にも突き刺さるような、時には泣いて、時には一緒に共感し...そんな文章を書いてくれる。
魂から揺さぶられるんです。
私は上の引用させてもらった記事の中でも、やはり「セックス・アンド・ザ・シティ」のエピソードを用いて、文章を完成させているのが素晴らしいと思いました。
かっこいい、おしゃれ。
そんな感じも受けましたし、雨宮まみさんは知的な、文化的な女性なんだな、と思いました。
「セックス・アンド・ザ・シティ」のエピソードを用いることは、勝手ながら、一種のテクニックだったんじゃないかなあ、と思いました。
こうやって、じっくり好きな文章を読んでみると、書き手の思惑や考え、テクニックも知ることができていいなと思いました。
私は何度でも書きますが、自分の文章が嫌いです。
でも嫌いだからこそ、いいものに少しでも仕上げたい。
満足できていないからこそ、前に進みたい。
そう、雨宮さんのこの文章を読んで、改めて思いました。
みんなを惹きつけて、それこそ雨宮さんみたいに色々な人の心を揺さぶるそんな文章が書きたい。
壮大な夢すぎて「piasuには無理だよ」と思われるかも知れないけれど、私は諦めたくないです。
自分にとってのこの世界の終わりまでには、絶対に、自分の文章が好きだ、と胸を張って言えるようになりたいです。
今回、たまたま出会ったとある方のブログ(この方のブログも好きで定期的に見ているのですが)のお陰で、また雨宮まみさんの魅力に取り憑かれて、私もこんな文章を書きたい!とまた前を向くことができそうになりました。
雨宮まみさんの文章は、そんな私にとって、永遠に私の手には届かない、でも手を伸ばしたい、そんな文章なのです。
P.S.
最後に。私の雨宮まみさんのおすすめ本&ブログを紹介させてください。
東京を生きる
雨宮まみさんの私小説エッセイ。
東京に住んだことがない私でも、色々考えさせられる美しい文体の本。
情景が目の前に浮かび、ドラマの中にいるような気分にさせられます。
女子をこじらせて
雨宮まみさんの自伝的エッセイです。
どうしてライターになったのか、「女」というものへの筆者の葛藤が描かれています。
個人的に椎名林檎の『罪と罰』が流れるシーンが、とても印象深く、そして美しいシーンだと思いました。
戦場のガールズライフ
日常が、素晴らしく綺麗に繊細に小説のように描かれているブログです。
ぜひ読んでみて欲しいです。
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事業所の仲間と、この本を作りました。ぜひご覧ください!
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