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2022年 マイ・ベストアルバム/何度も再生したK-POP, K-INDIE

12月はとっても忙しい。その一つの要因は間違いなく年間マイ・ベストアルバム選定でしょう。

毎年ネット上にアップされる熱量たっぷりのベストアルバムの紹介記事を眺めながら、「みんな、すごいっ!!」と圧倒されて一年の終わりを迎えます。

今年はかなりコロナが落ち着いてきて音楽フェスや来日ライブが復活してきたとはいえ、私は0歳児の子育て中。摂取した音楽はイヤホンorスピーカーから聴く音源が全てでした。直接ライブ会場に出向いて生音を聴く機会を一度も持てず残念ではありましたが、いつか一緒にライブに行ける日を夢見ながら、息子と一緒にお部屋の中で音楽鑑賞をするのも悪くなかったです。

私はSpotifyで音楽を聴いているのですが、気になるアーティストをフォローし、「通知」で新譜をチェック気に入った楽曲には「いいね」を押すと同時に、特に好きな曲を「お気に入りプレイリスト」にどんどん追加していく、というやり方で曲をストック。ベストアルバムをできるだけ漏れなくまとめられるよう、少しずつ準備をしておりました。

そして迎えた年末。

今年は「Topsters 2」というコラージュメーカーを使って、ベストアルバムをまとめてみました。

左カラムにアルバム名を入力するだけで、簡単にジャケット画像を挿入できます。
個人的には「アルバムタイトル」を表示できるのがすごく便利で感動しました!毎回いろんなところに手入力するのは大変なので…。
ただどうしても、HAAN X SHIRTのアルバムだけ検索に引っかからず(30分格闘)、最後はCanvaさんにお世話になり、無理やり上から貼り付けました。

というわけで、2022年のK-POP/K-INDIEベストアルバムはこんな感じになりました!

ジャケット画像を見ただけでピン!っとくる人とはすぐにお友達になれそう…!笑

いつもはインディーばかりを選んでいたのですが、だんだん自分の中でK-POPアイドルの存在が無視できなくなってきていて、今年はメジャーなアイドルグループの作品も何枚か入れてみました。

全体的にEPのリリースが非常に多く、正規アルバム(フルアルバム)のみだとかなり作品が限定されてしまうため、EPも含めています。

選定基準は、よく聴いた作品かどうか。世間的な評判は関係なく、個人的にサウンドがしっくり馴染んで、何度も再生したアルバムを選んでいます。順番の若い方が比較的よく聴いた作品です。

ちなみに私の好みの音楽はこんな感じです。

・聴いた瞬間「あ、おしゃれだ…!」と感じる
・音がシンプルでミニマル
・軽やかで中毒性のあるポップス
・幻想的、浮遊感のあるサウンド

(韓国の方が好むような感情のこもったバラード曲やヘビーすぎるサウンドは、繰り返して聴けないタイプです…)

作品リストはこちら。
TOP10は本当によく聴きました!

1. Bosudongcooler, hathaw9y - LOVE SAND
2. RM - Indigo
3. SURL - of us
4. Daul - NEXT
5. NewJeans - New Jeans
6. Minsu - NOW NOW
7. 87dance - Soldout smile
8. Milena - Riddle
9. Sunwoojunga - Studio X {1. Phase}
10. Rad Museum - RAD

11. TRPP - Here to stay
12. Say Sue Me - The Last Thing Left
13. Q the trumpet - Mood Washing
14. Hus - Gros Calin
15. Xin Seha - I Just Can’t Control My Feet!
16. Bobae - King of Comedy
17. Une - OZ Land
18. Woo - comma
19. Luli Lee - Fade Away Like A Dream
20. Glen Check - Bleach
21. youra - The Vibe is a Chance
22. HAAN, SHIRT - HAAN X SHIRT: Energy
23. Nucksal & CADEJO - Sincerely Yours
24. cotoba - 4pricøt
25. We Are The Night - Fly, Avoid, Love the Future
26. Glen Check - Bleach
27. Apro - Avenue
28. ENHYPEN - DIMENSION : ANSWER
29. Moon Sujin - Lucky Charms!
30. pylat - BREATHE
31. cott - TWIST
32. Mogwaa - From Above
33. Lucy - chIlDhOoD
34. Bronze - Skyline
35. verycoybunny - Where's the Exit?
36. EvenIf - Our Precious Things Never Change
37. The Poles - The High Tide Club
38. Omega Sapien - Wuga
39. It's - AFTERGLOW
40. ZICO - Grown Ass Kid
41. Summer Soul - UTOPIA
42. Kwon Eun Bi - Color

こちらはとりあえず全曲ぶちこんだSpotifyのプレイリスト。これからゆっくりと1アルバム=2~3曲に絞っていきます。


こうして並べてみると、今年も本当に名作揃いでした!あまり厳密に順位付けはしていないのですが、1番目には何を持ってこよう…と思った時に真っ先に頭に浮かんだのが、今注目を浴びている釜山のインディーバンド、Bosudongcoolerとhathaw9yによるコラボEP『LOVE SAND』。直感に身を任せて、1番目に選びました。EPを再生し、1曲目に流れてくる「World Tour」がイントロから最高すぎて…。ぜひこの曲だけでも聴いてほしい!!

12月にリリースされたRM(BTS)のソロアルバム『Indigo』にも驚きました。インタビューを読んでいると、彼が普段から他アーティストの作品にアンテナを張っていて聴き込んでいるのがよくわかるし、「誰でもない、僕が僕の作品を作り上げるんだ」という彼の主体性がよく伝わってきて、たくさんパワーをもらいました。エリカ・バドゥ、アンダーソン・パーク、キム・サウォル。ナムさんの巻き込み力、半端ない。

そして、個人的推しバンド、SURLの1stフルアルバム『of us』、待ってましたー!音楽の聴き方がサブスク中心に移行し、「1年で1アルバム」よりも「1ヶ月1曲」リリースが増えてきた時代。こまめにリリースすることのメリットを差し置いてリリースしたSURLの渾身のフルアルバムを聴いた時、やっぱりフルアルバムっていいなぁと思っちゃいました。今持っている思い、技術を全て詰め込んで最高の作品を作り上げてやる!!という意気込みがビシバシ伝わってきました。

RMの『Indigo』もそうですが、Daulの『NEXT』、ソヌ・ジョンアの『Studio X {1. Phase}』、Rad Museumの『RAD』、Q the Trumpet『Mood Washing』、Bronzeの『Skyline』など、実力派アーティストの指揮のもとに複数アーティストが集結し、誕生した作品がどれも良くて。その化学反応によって生じたグラデーションに飽きることがなく、何度も楽しむことができました。韓国はこういう上質なコラボレーション作品が本当に多い。

K-POPアイドルについては、私 LE SSERAFIMの日本人メンバー、サクラ(宮脇咲良)とカズハにハマっちゃいまして。いつの間にか韓国語ペラペラになっていて、チームを引っ張る存在になっている、元HKT48、元IZ*ONEのサクラ。フィールドを変えることで個性を爆発させ、道を切り拓いたカズハ。異国の地で頑張る二人の姿に感化されました。これからも追いかけたいグループです。

ライブこそ行けなかったものの、素敵な音楽に出会えて本当に幸せな1年でした!

감사합니다〜!

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