歩みが遅くても大丈夫。稼ぎなしのライター人生を振り返る
最近私はやっとポートフォリオを作りました。去年から活動しているのに、です。
しかし、そんな歩みが遅い私でもライターを続けています。正直歩みは超スローペース。稼ぎも最高月2万円です。他のすごい人と比べて落ち込むこと、皆さんもありませんか。
ですのですぐ比較して落ち込む私に向けて。ここまでのライター人生を振り返ってみたいと思います。
ちょっぴり長いですが、皆さんにとっても何かの励ましになれば幸いです。
なぜライターになったのか
まずそもそも、なぜライターになったのか。答えは簡単、楽しかったからです。
もともとライターは目指していませんでした。出版社に勤務していたわけでもない。子どもの頃の将来の夢は獣医師→教師でした(笑)
これといって熱中できるものもない。そんな大学生活を送っていた時、聖書に出会いました。
ああ、あなたは美しい。わが愛する者よ。
ああ、あなたは美しい。あなたの目は鳩。
(聖書 雅歌 1章15節)
自分には価値がない。愛されていない。そんな自分のトラウマに向き合った時、祈って聖書を開いたらこの箇所が目に入りました。これぞ導き。そこから人生が変わりました。
しかし熱中できる仕事はありません。
神様に祈ったら、フリーランスになった時に与えられました。つまり、ある人から文章の添削と朗読をお願いされたのです。試しにやってみたら楽し過ぎました……。何で今まで気付かなかったんだろうと。
あまりに楽しすぎて、私はこれを仕事にしようと決めました。
初めての挫折
2020年の夏、書くことが楽しいと気づいた後にすぐにクラウドワークスで応募しました。未経験歓迎の募集を。
3,000文字×5。キーワードのみ指定あり。その他の指示はありません。しかも何について書くかは応募後にわかるタイプ。蓋を開けてみると「老後について書いてください」という依頼でした。
その時の私の気持ち。「老後なんて40年以上先だし。老後のビジネスとか、老後の暇つぶしとか、そもそも興味ないしイメージもわかない」
とりあえず書いてみましたがどうにも書けそうになく、5記事分の契約を途中で終了。私はライターには向いていないと思いました。
ライティングを学ぶ
はじめての募集で挫折。でもしばらくすると、また書きたい欲が湧いてきます。とはいえ未経験から手探りでやっていくことに限界を感じていました。迷った末に、クラウドワークス主催のライティング講座に参加。2020年11月です。文章の書き方と添削を、仲間と学べる4週間で、少しだけ自信がつきました。
出来そうなものから応募
しかしいくら学んでも応募して経験を積まなければ意味がありません。プログラム終了後、同期はどんどん成果を上げています。
自分にできるのかな。学んだ後もやっぱり不安でした。なので、自分が楽しく無理なく出来そうな案件に応募しました。
この時応募したのはこのような案件です。
・クーポンのまとめ20記事(テンプレートがあるのでほとんど書くことはない。情報をまとめるだけ)
・犬の記事1,800文字×3(実家で犬を飼っていたので親しみやすいテーマだった)
幸い興味が持てる案件だったので始めてでしたが何とか書くことが出来ました。クライアント様に「文書力がある」と言われた時は本当に嬉しかったです。単価を上げての継続依頼をいただいた時は、本当にやっていて良かったと思いました。何より人の役に立てた実感がありました。
新しい出会い
ここまでクラウドワークスのプログラムでライティングを学び、出来そうなものから応募しました。とは言っても同時進行する自信もなかったのでほとんど応募していません。
この時はまだ、自分が書きたいことを書く。そして、伝えることより書くことがを目的としていました(本来は伝えたいことの言語化=ライティングだと思うのですが)。
なので興味が持てないものはモチベーションが保てません。かといって進行中の案件もない。そんな時に出会ったのがホームページ内の文章を書く仕事でした。コンセプトページや商品紹介ページなど、最大400字程度の内容をたくさん書きます。
長い文章を書くのが苦手な私にはヒットしました。そうしてこの案件に専念。3日間で8,000~12,000文字を書くようになりました。この時の月収が2万て程度です。
何が間違っていたののか
しかしホームページの案件は当日の15時頃に発注がきます。納期は2日後の18時。実質丸2日でリサーチ→12,000文字のライティングは大変でした。
しかしこの仕事は好きだったので、他の案件がないか調べます。新しく見つけてテストライティングに4月に応募。しかし鋭いフィードバックでいかに自分が浅い文章を書いていたか痛感させられました。
その方は「合格できるようにフォローするよ」ととても優しいクライアント様だったのですが、私のメンタルは激落ち。もはやこれ以上ライティングをする気力もありません。また出直そうと思いました。
正しいフォームを身につける
あのフィードバックで私が学んだこと。それは今まで自己中心的な考えで、自己流の文章を書いていたということです。
ちなみにライターと並行して同時期にボイトレは受けていました。そこではマンツーマンで、先生から見た私の課題、現在地、練習法などを学びます。
つまり私はボイトレのように、ライターにおける現在地、課題、練習法が全くわかっていませんでした。まるで信号を無視して走る若葉マークの車です🔰。
ということは。私もきちんとした先生から学ぼうと思いました。ちょうどライティングをしようとしていた時に受講したストアカのレッスンがあります。2時間の2,000円なのにこれからのステップ、将来像まで見せてくれる先生。
ライティングを学ぶならこの人しかいないと思いました。きちんと学ぶにあたってお金はかかりますが、きちんとしたフォームを身に着けるために必要なことだと思いました。何よりその先生から学べることが楽しみでしょうがなかったのです。
学んだことである変化が
申しこんだ講座は2021年7月から始まる3か月間の講座です。つまりそれまで時間があります。私は予習として、ちょうど去年2020年8月に受けた2時間の講座を復習。その時言われていた1,000文字×30日間書くということを実践していました。
他の予習教材を学ぼうと10記事ぐらいで最近ストップしていましたが、ぼちぼち再開しようと思います。
書き始めて6日目、たった5記事でもこれだけの変化がありました。
書くのが早くなり、そして書くのが楽しくなったのです! 逆に、今までは「書かなきゃ」と義務感が強かったことがわかります。
今は7月から始まる講座の予習をどんどん進めています。Twitterも新しく作り直し始めました。noteも毎日投稿できるように、完璧ではなく継続を優先したいと思います。
まとめ
というわけで、2020年8月から2021年5月までの1年弱を振り返りました。
大学生:聖書に出会う
社会人2年目。フリーランスになったある時(2020年8月)
:祈ってライターが与えられる→挫折。ライター向いてないかも
11月:クラウドワークスのプログラムでライティングを学ぶ
2021年1月:出来そうなものから応募
2月:新しい案件に出会う
4月:自己流の文章だと知る
4月:この人から学びたい!と思う人の講座を申し込み。
~現在:講座開始まで予習。noteで書く練習など
挫折→学ぶ→チャレンジ→また失敗。このサイクルを繰り返しているように思います。
正直稼ぎは全くありませんが、ここまでライターやってきたからこそ今書くのが楽しいと思えるようになりました。
継続は力なり
これからも私らしく続けていきたと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。
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