HSPの向き合い方③
こんにちは♬
お越しいただきありがとうございます。
記事はあなたのお役に立てていますでしょうか?少しずつですが、【スキ】もいただけるようになり、とても嬉しいです。
HSPについて、知りたいと思ってくださる人、興味を持ってくださる人がもっと増えるといいなと思いながら、日々勉強中です。ここでも何度か言ってますが、HSPは気質。性格みたいなもんですから、調べれば調べるほどいろんなエピソードが出てきます。
そういえば、血液型の性格診断みたいなものも、その血液型だって当てはまらない特徴ってありますもんね。HSPだって、その特徴は人の数だけあるのかもしれませんね。
では、今回は、【HSPの向き合い方③】をお話ししたいと思います。
頑張ったら褒める
突然ですが、あなたは、自分を褒めたのって一番近くていつでしょうか?
「さっき」
「昨日」
「1週間くらい前かな?」
って答えが出せたあなたは、とても優秀です!
もしかしたら、
「一番近くて…………ん?いつだ?」
なんて思いませんでしたか?
実は、HSP気質の人は、自分を褒めたり、癒すのが苦手。
苦手って言ったらちょっと語弊があるかな?
しっくりくる言い方をするとしたら、
「褒めることや休むことに罪悪感がある」
かな?
全然、罪悪感なんて必要ないくらい、あなたはいつも頑張ってるんです。なのに、自分に厳しいというか、人に優しいというか、ちょっぴり自分へのご褒美に対して消極的ではないですか?
あなた自身がHSPだと感じているのならば、まず、
「自分を褒める」
を実践してみてください。褒める内容は、何でもいいんです。例えば、冬の寒い日の朝。布団の中は天国で、起きなくてはいけない時間になってもどうしても抜け出せないとします。
でも、家族のために朝食を作らなくてはいけないと思ったあなた。このために「おりゃーーー!」って布団をめくり、お布団天国から現実の世界に降り立つ。
もうここで、「褒めポイントGET」です。
だって、自分はまだ寝ていたい。お布団のぬくもりに包まれていたいのに、家族のために起きたんですから。
自分の気持ちより、誰かのためって方を優先させるって意外と出来ない人が多いもんです。なので、それが出来たあなたは、自分を褒めてもいいんです。
「それくらいのことで、褒めるとか、恥ずかしい」
って思ったあなた!
何も恥ずかしいことなんてありませんよ。むしろ、こういう小さな「褒めポイント」を見つけられるようになることが、「HSPと向き合う」第一歩なんです。ぜひ、頭の片隅でもいいので、
「頑張ったら褒める」
という言葉を置いておいてくださいね。
休む時は休む
次は、「癒し」を与えることの大切さをお話しします。
これは、どんな気質の人に対しても言えることかもしれませんが、特にHSP気質の人は、「休む=サボる」と考える人が多いみたいなんです。決して休んだからってサボってるなんて思われないようなことでも、自分自身がそれを許さないところがあるって言うか。
ある意味、完璧主義な部分があるHSPは、やるべきことを終わらせないとリラックスも休憩も出来ないと思っている人が多いと思います。しかも、その「やるべきこと」に関して、完璧に細かい部分に至るまで、しっかりと完成させて初めて「やるべきことが完成した」と納得するんです。
その作業はとても丁寧なので、仕上がりはやはり誰もが納得できるものが多いです。ただ、作業にこだわりがある分、とても神経を使いますし、時間内に終わらせられなかった場合には、ズーーーンと落ち込むでしょう。
ただ、たいてい、あなたが「ズーーーン」と落ち込む仕上がりは、ほかの人にとっては「これだけ出来ていれば全然OK!」というレベルということも少なくありません。性格ですから、ほかの人が「これでOK」といってもあなた自身が納得していない時には、「まだまだだ」って思ってしまうんでしょうけどね。
さまざまなことで、完璧を求める気質なので、それはそれは、ずっと神経を張り詰めた状態になりますよね。これでは、いったいいつ、休むのでしょうか?HSPの人に多いのは、「休み時間でも休まない」ことです。
例えば、フルタイムで仕事をしている場合、昼休みってありますよね。職場によっては、10時休みや15時休みなんてものを設けているところもあるかもしれません。
その休み時間、あなたは何をしていますか?食事をとるという目的はありますから、それはやるでしょう。ただ、ものすごく早食いで食事を胃に流し込んで、その後、次にやるべき仕事のことを考えたり、人によっては帰宅後にやるべきことを考えたりするみたいなんですよ。人によっては、食べながらも考えてたり。
ドキッとしたそこのあなた!そうです。そういうことは、「休んでいる」とは言えないんです。
ずっと神経を研ぎ澄ましている状態って、実はものすごく効率が悪い時もあるんです。あれもこれも細かくやろうとしていれば、当然疲れます。
疲れても作業をやめないことを続けていると、やがて疲れ切ってちょっとした(時にはちょっとしてない)ミスを引き起こすことがあります。
このミスは、普段の落ち着いたあなただったらやらないようなこと。疲れているために冷静に判断できず、出てしまったミス。
それでも「ミスはミス」「私って駄目な人間だ」と落ち込んだり、自分を責めたりしちゃうんです。そうならないためには、
「自分を癒す」
って大切。リラックスした状態ならば、気持ちに余裕も生まれますから、冷静に考えることもできます。結果的に、ミスもなくあなたが思う仕上がりの作業が完成するという流れです。
間違ってはいけないのが、「休む」は「サボる」こととは思わないこと。
サボるって、「あ~、なんかこれやるの、面倒だから見て見ぬふりしよう」とか、「気分じゃないから今日はズル休みしちゃおう」みたいなこと。
たぶん、こういう考え自体、あなたには思い浮かばないのではないでしょうか?むしろ、「そんなことしたら駄目だよ!」って思うタイプでは?
本来の「サボる」は、あなたの中には存在していない、もしくはほんの少ししか存在していないもの。だって、あなたは「休む」ことを「サボる」と勘違いしているのですから。世の中、もっとずる賢くサボる「サボりのプロ」はたくさんいますよ。その人たちから見たら、あなたの「休む」なんて「サボりのサの字にも満たない」なんて思われているかもしれません。
やるべき作業を効率よく進めるために、頭と心をリフレッシュすることはとても大切。
時には、あなたが今まで経験したことがない方法で自分を癒してあげるのも素敵だと思いますよ。
ちなみに私は、自分を癒す時に、「アロマ」を使うことが多いです。
リラックス効果がある精油をブレンドして、ディフーザーで焚きます。もうこの香りに包まれるだけで、「今はオフの時間」って思えるんです。
頑張りすぎは、逆に作業効率を悪くすることもあります。どうか、
「休む時は休む」
ことに、徹してください。
本来のあなたでいるために
今回もちょっと長くなってしまいましたが、HSPの特徴として、
「自分優先」=「わがまま」「自分勝手」
と考えてしまう傾向があるようです。まず、この考え方を改められるようにしてみましょう。
あなたは、「あなた」という大切な存在です。あなたが、ほかの人を大切な存在ととらえて、その人たちを優先させたい気持ちになるのと同じように、自分のことも時には優先させてあげてほしいんです。
だって、もしあなたがいなくなったら、あなたが大切にしている人たちだって、寂しくなりますし、もしかしたら困ってしまうこともあるかもしれません。
あなたが、あなたらしく誰かのために何かをしたいと思うのならば、まずは、自分が心身ともにベストな状態でいることがとても大切です。
毎日忙しくしていて、自分にかける時間がないと感じているかもしれませんが、例えば、入浴の時、ちょっぴり贅沢な入浴剤を入れてリラックスしたり、寝る時にお気に入りの音楽を聴きながら寝たり、おやつにちょっと贅沢なスイーツを食べたり。
ちょっとした時間でもできる「癒し」で本来のあなたでいられる工夫をしてみてはいかがですか。きっと、あなた自身も毎日が充実したものになると思いますよ。大切なのは、あなた自身が「疲れてる」「しんどい」と送ってくるサインを見逃さないことです。そして、そのサインを感じたら、迷わず休むこと。これがHSPと向き合う方法だということを覚えておいてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回、♡心♡の休憩室(⋈◍>◡<◍)。✧♡でお逢いしましょう。
次回は、【HSPの向き合い方④】です。
よろしければサポートをお願いいたします。読者様のお役に立てる情報を見つけるために活動費として大切に使わせていただきます。