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【女性ASD】じぶんの特性を理解して格段に生きやすくなった【俯瞰して共存していく、ということ】

じぶんがASD(自閉症スペクトラム)だとはっきり自覚したのは、忘れもしない今年の1月2日。5か月前。

じぶんが「空気を読めない傾向にある」というのはなんとなくわかっていたので、少しでもなんとかしたくて、心理学やら言葉がけの本やらなんやらいろんなことをやってきて「アタマで」いっぱい理解してきていた(つもりだった)。でもやっぱりきちんと空気を読むことはできず、「どうしてわたしはいつもこうなんだろう(涙」なことが多かった。

なので、じぶんがASDの特徴にしっかり当てはまることを発見したときのうれしさと言ったら! やだー、発達障害だったんじゃん!って。笑

空気読めないことで責め、仕事ができないことを責め、あれこれ気を配れないできないことを責め・・・って意識的にも無意識的にも過去からずーっとじぶん自身を責めつづけていたことにも気づいた。

それが、「特性なんだから、しかたないじゃーーん笑」って、あきらめてサレンダーしたら、山と積まれていたコンクリートみたいな、ガチガチだった肩の荷がひとつひとつ溶けだした。アノ人みたいにみんなが笑顔になれるような気遣いできるようになりたーいっ!って、ムリにがんばることもやめた。ムリだったから。もともとの気質が異なるのだ。きゅうりはトマトにはなれないのだ。ことばを変えれば開き直り。笑

畑違いの人をどんなにうらやんでもしかたないし、そうする時間がもったいない。それなら。わたしにはわたしオリジナルな特性があり、「いいところ」に目を向けていこう。そういうベクトルになった。

とはいえ、人生をかけて無理なことをがんばってきたので、いきなり完全には変われない。でも、無理なことを頑張りすぎてきていたじぶん自身に気づいたことは果てしなく大きい。この「人生をかけたクセ」がむくむくと出現してるとき、気づける。「あーキミ、またやってきたねw」って笑

完全になくすことはできない。放り出すこともできない。
共存していく。これがポイントなんだな、と。

この、一見悪者にしか見えない「責めグセ」も、これはこれでじぶんを守ってきてくれていたのだ。これ以上傷つかないように、傷つかないように。今となっては傷つく必要もなかったわけだけど、ね。でも、すごくけなげな子。ほんとにがんばってきたね。ずっとずっと、ありがとうね。

相変わらずワタシは空気が読めないし、気の利いた会話もなかなかできない。そんなワタシが好きだ。こうして文章で表現できるワタシが好き。ぼーっとしたくてもなかなかできないワタシも好き。

好き好き言うのにまだ違和感いっぱいで、ぶるぶるしちゃうワタシも、好き。笑



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