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ぽかり
2021年12月3日 18:17
やたら壮大な名前をつけてしまったが、なんのことはない。混沌にたいして人間はいかにアプローチできるのかという話であり、言語によるアプローチは無力なのか、という話である。具体的には混沌に魚座を設定し、オポジションをとる乙女座を秩序とし、言語のはたらきをそれと絡めて説明する。次に言語と差異の話をして、牡羊と天秤のオポジションに話を持っていって終わろうと思う。では早速本シリーズの目次。1. 混
2021年12月3日 18:18
これまで、混沌を区分けしようとするのは乙女座的アプローチであり、その一つは言語があてはまるという話をしてきた。もちろん言語では正確さが重視されるが、名前が与えられ、指し示されることによって、「本当に違う状態」が獲得される、と述べた。これが概ね今回のまとめなのだが、これが一体何を意味するのか、牡羊座と天秤座の概念を引きながら考察に移ろう。4.1. まとめ(ほぼ再掲)今回は、乙女座の秩序と魚座のカ
前の記事では、ここでの乙女座の秩序がどのようなものかを話した。区分けする仕組みが乙女座だと。では、その秩序に対応する言語と結びつけていこう。3.1. 概念を区分けするさきほど、手話が成立するのはなぜかという話をした。指し示されるものとの対応関係を保っているからだと。言語の獲得にあたり、このような概念との対応づけは、分節化と呼ばれる。連続的なものからカテゴリーを切り出して、認識の単位として分
前回の記事では、魚座と乙女座のみかたを混沌と秩序(特に片付ける、整理する)という観点からみた。今回はこれを支配星の観点からさらに見て、その相違点をまとめてみよう。2.1. なぜ水星と木星は対立しているのかでもじゃあどのように、何を、阻害しているのか? 一般に言われるように魚座が不明確であるとして、コミュニケーションには明確性が必要なのだろうか。なぜ必要なのだろうか。それこそ早く齟齬のない理解