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我が家に来た可愛いベビーの話②
お腹の子に先天性横隔膜ヘルニアの疑いがあること、場合によっては人工妊娠中絶の決断をしなければならないこと。
私がそれを伝えられたのは20週と5日のことだった。
つまり約1週間以内には命の選択をしなければならなくなった。
診察室から出て紹介状を書いてもらう間、待合室で涙が出た。
お腹の大きな他の妊婦さん達を見ているのがつらかった。
どうして私は普通に子どもを産めないのだろう。
長男を身ごもった時に
我が家に来た可愛いベビーの話①
私はどこにでもいる30代の主婦だ。
結婚して20代の半ばに第一子を授かり、初めての育児はとても幸せでとても大変だった。いや、七歳になった今も別の大変さはあるが。
中学校の教員である旦那は土日もほとんど家におらず、初めての育児をおよそ二年間ワンオペで奮闘した。
寝ない、食べない、のんびり成長の長男との日々も語りだしたらネタはきりがないのだが、タイトルのベビーとは長男のことではない。
ここでお話しした