あかっぱの海外通信記 vol.1
こんばんは、あかっぱです(^^♪
皆さんは「旅」や「旅行」は好きですか?
私は大好きです!
私自身、学生時代から国内外、旅行や知らない場所や世界に行くことが大好きでした。
今回思い立って、そんな海外の経験をシェアしていきたい!と思い、「あかっぱの海外通信記」として、不定期でお送りしていきたいと思います。
ぜひ読む方が少しでも「へー、そんな世界があるのか!」と思ってくれたら、この上なくうれしいです☆彡
あかっぱの海外通信記vol.1
さて、そんな「あかっぱの海外通信記」第一弾はこちら!
ドーン!
皆さんはこの写真がどこの国かわかりますか?
よく見ると、女性がスカーフのようなものを巻いていますよね。
これがあるということは・・・
そうです、イスラム教です。
そして、皆さんは世界で一番イスラム教徒が多い国をご存じですか?
イスラム教と言うと、中東というイメージがあるのではないでしょうか?
(私自身はそうでした💦)
しかし、実はアジアにあるんです!
それが
インドネシア
実は世界で一番イスラム教徒が多い国なんです。
イスラム教では、女性に対して「美しい部分を隠すように」という教えがあり、女性は「顔と手以外は隠す」という、ルールになっています。そのため、髪を隠すためにムスリムの女性はスカーフ(「ヒジャブ」と呼ばれます。)をつけています。
蛇足ですが、よく知られているように、イスラム教では以下のような決まりがあります。
・豚肉(豚由来の食品も)を食べない
・アルコールをとらない
・毎日の礼拝
・断食(ラマダーン)
など
また、海外ニュースでよくイスラム教徒の暴動や事件が報道されるため、私自身、「イスラム教=厳しい、暴力的、危ない」といった偏見を持っていました。しかし、そのイメージを覆してくれたのが先の写真の「インドネシア」での経験なんです。
写真は「インドネシア」の「ロンボク島」という島です。
皆さんも知っているであろう、かの有名なリゾート地、バリ島の隣に位置する島です。自然豊かで、でも、リゾート開発が進み、海岸部にはホテルも立ち始めている島で、リゾート地とインドネシアの田舎が入り混じった島なんです。
ロンボク島との出会い、そして…
私がロンボク島に初めて行ったのは2018年。
日本で行われたとある国際学会で出会ったインドネシアの大学の教授(あかっぱと同い年の女性です!)と仲良くなり、「ロンボクはすごくいいところなんだ!」と話をしてくれ、海外に興味があった私は「ぜひ行きたい!」と話をすると、ぜひおいで、ととんとん拍子に話が進み、行くことになったんです。
しかし、行く直前、大きな出来事が。
大きな地震があったんです。
インドネシアは意外と地震が少ないよう(スマトラ島地震とかがあって地震が多いイメージだったのですが、インドネシアは広いのでほかの島では関心が薄いようでした)で、この時、ロンボク島では地震でトラウマになっている人が多くいたそうなんです。
事実、行ったときに現地の人に「日本は地震が多いんだろ?どんなことをしているのか?」と尋ねられて、避難訓練や地震が起きたら机の下に頭を隠す、「おはしも(押さない、走らない、喋らない、戻らない)」の話をしたら、大変びっくりされました。
インドネシアでは、地震に対する意識が全くないそうなのです。
地域のおじいちゃんに聞いたら「生まれてこの方、こんな大きな地震を経験したのは初めて」と皆言っていました。
そんな状態では行っても迷惑にしかならない、と思い、その大学の教授に話をすると、「来てくれたら子どもたちが喜んでくれるからぜひ来て!」と言ってくれ、「自分なんかで役に立つなら」という思いで現地に行くことを決意したんです。
写真はその時、村を回る中で撮ってもらった写真です。
(この時の様子もまた別の時にお伝えさせてもらいます。)
しかし、先ほどのような現地の状況。
現地の人たちは家の中で生活するのが怖い、ということで家の前にテントがたくさん張られ、そこでみんな生活していました。
そんな状態にもかかわらず、私が行くと、学会で出会った現地の友達が
「ホテルは危ないからうちに泊まっていきな」
といって、私を自分の家に泊めてくれたんです。
それも、家の中で一番安全な場所を私に使わせてくれ、自分たちは外のテントで寝る。
そして、次の日は別の友達の家を紹介してくれ、結局私はその滞在期間中、毎日いろいろな方のお宅に滞在させていただくことになったんです。でも、そこでも私が「お礼の気持ちで」と言ってもお金は受け取ってくれませんでした。
また、自分がその現地の友達と街中を歩いていると道端であった知らないおばさんが「朝ごはん食べた?一緒に食べてかない?」と、私たちに声をかけてくれたり、ということも日常茶飯事でありました。
実はそれはイスラム教の教えでもあるそうなんです。僕は宗教には詳しくないのですが、イスラム教では「喜捨(ザカート、サダカ)」と呼ばれる、困窮していない人が、困窮している人にお金や食べ物などを分け与える教えがあるそうです。
自分より相手を大事にする
そんな「思いやり」の精神が当たり前として根付いている。
そこから今まで私が持っていたイスラム教への意識が変わったんです。
まだまだお話したいことはたくさんありますが、今日はここまで。
次回はさらにこのロンボク島で私が感じた経験をお伝えさせていただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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