創作備忘録③いつまで書き続けるか
プロの作家を目指して小説を書き始めて三年が経過した。厳密に言えば、初めて小説を書いたのが八年前のことなので、小説家になりたいと思ってから丸八年が経ったということになる。
この八年で「了」の字を打って完成させた作品は長編三篇、短編八篇。そう考えると少ないなと思うと同時に、でも本格的に書き始めたのは三年前だからな、という言い訳も浮いてくる。どっちみち別に多くない。今年公募勢サークルに入って、自分とは比べ物にならないほどの執筆量の仲間を何人もお見かけして、自分は遅筆なのだと思った