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創作備忘録②作品を書き上げた後のメンタル管理

書くのは好きだ。小説であれエッセイであれ、文章表現という行為そのものが好きなので、ここ最近はほぼ毎日コツコツ作品を作っていた。書いているうちは、集中して創作の世界に没頭しているのが苦しいながらも心地良い。だが書く手が止まると、途端に苦しくなるのだ。

仕事、家事、育児の合間を縫って、時間を捻出し作品作りに励んでいるうちは良い。自分が書いているのがつまらないんじゃないかと疑いながらも、信じて前に進む。出来上がりを目指してひたすら書く。時々、他の優れたエンタメ作品をインプットしながら自分を更新していく。ところが、ようやく書き上がった時、作品からの解放感と共に迷いが生じるのだ。

これは面白いのか?
公募で受賞できる内容なのか?

その思考が自分を苦しめる。どこからどこまで直したら良いかがわからない。だから仲間を作って、自分の原稿の感想を頂く環境を整えた。感想を頂いて、締切ギリギリまで粘って、改善するしかない。推敲を重ねるしかない。

結局最後まで納得できないかもしれない。でも締切の中で自分のベストを尽くせたら、それで良しとするのが良いと思った。公募レースの結果は気になるけども、過去の自分と比較して、過去よりも良い作品が書けるようになっていたら良いんじゃないかと思う。

自分が面白いと思うものを、自信持って作れたら良いなと思う。

そういうのを愚直に重ねていきたい。

書かない期間が苦しかったら、また書く材料を探せば良いだけだ。そういう思考が書き上げた後に寄せてくる不安を解消するんじゃないかと思った。

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