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創作備忘録①モチベーション維持

本格的に小説を書くようになって三年目になった。仕事と育児、家事の合間に時間をみつけて、最初は断続的ではあったけれども、少しずつ小説を書くことが習慣化され、今では毎日小説のことを考えている。

なぜ書くのか。それは自分が好きだからに他ならなくて、書かずにはいられない情熱があるからだと思う。文章表現をしたい気持ちが根元的にあるわけだ。書くことが好きだから書く。それだけのことなのに、書いている途中で才能という言葉に逃げがちになって、いちいち自分の首を絞めてしまうことが多い。

自分には才能がないのではないか。

才能がなければ書かないのか。

才能がないと言われたら、もう書かないのか。

そういうわけじゃないのだから、才能なんてあやふやな言葉で自分の情熱を踏みつけてはならないと思う。結局書きたいのだから、私はキーボードに戻ってきて何かしらの文章で表現をするのだ。

褒められることを目的にしてはいけないと思った。せっかく書いたものだから沢山の人に見てもらって、沢山の人に褒められたいと思うのは普通のことだろう。実際、作品作りに専念するだけでご飯を食べていけたらと、専業作家に対して憧れがある。でも、褒めれることを目的にしてしまうと、褒められなかった時の失望が自分自身を蝕んで、創作という行為自体を楽しめなくなると思うのだ。

自分が良いと思うものを作って、それを結果的に発表するだけなんだ。それが多くの人にとって良いものだったら沢山褒められるし、運が良ければ財を築くこともできるだろう。

書き続けることだ。自分が納得できるものを求めて、試行錯誤を重ねて、日々進歩していくんだ。文章を書くことが好きなのだから、それを極めていけば良い。書いて書いて、読んで読んで。

モチベーションは過去の自分を超えること。より良い作品を目指すこと。それを積み重ねていけば良い。




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