トラウマ体験を「語る」こと。
数週間前、トラウマ治療の専門医のところへ行き
簡単な治療をしてもらって以降、
自傷することもめっきり減り、
すごく調子がいいです。
治療の内容としては、EMDRを少し簡便にしたもの
をやってもらいました。
治療する前は、ずっとずっと首を切るという
自傷行為に悩まされていて
止めたいのに止めてはいけない、というところを
ぐるくるしていました。
でも、治療後は
「なんで首なんて切ってるんだろう?」
「切る必要ないじゃん」
とまで思えるようになり、
ほとんど自傷していません。
ここまで即効性があるなんて、正直驚きです。
主治医から、専門医によるトラウマ治療を
受けてみたらどうかと勧めてもらい、行きましたが
行ってみて大正解でした。
※治療効果には個人差があります。
※私はたまたま治療が合っていたんだと思います。
主治医に、トラウマ治療をやってもらってから
すごく調子が良く、自傷も無くなったと伝えると
と言われました。
言われたときはわからなかったのですが
今はなんとなく、
その言葉の意味が分かるような気がします。
今まで訳も分からず首を切らなくてはいけなかったのは、
体の内側に溜まっている毒素(=トラウマ)を排出するためだったんだと。
首を切ることで、トラウマからの脱却、離れようとしていたんだと。
無意識的に行われていたものですが
たぶん、そういうこと。
言語化するのがとても難しいのですが
とにかく、私には
内側に溜まっていた毒素の排出が必要で、
首を切ることで排出していたんだと思います。
ただ、それは
「トラウマを実際に言葉として語る」
「トラウマ治療を行う」ことでも
出来ることで。
「トラウマを語ること」、
それが毒素を排出しきることに繋がったのだと
思います。
今はトラウマが急にフラッシュバックすることは
ありません。
思い出しても、苦痛を感じなくなりました。
記憶の色が、薄くなったような。
過去を過去としてそのまま受け止められるように
なったような。
これはもう体験してみないと分からないことだと
思います。
文章で伝えられることに限界がありますね。
とりあえず、この感動を残したく、
記録しておきました。
あかね
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